この週末に私が参加しているオルガンフェスティバルの
セミファイナルがラスベガスにて行われました。
初めての経験だったので自分の記録としても
覚えているうちに詳細を残しておきます。
本番は土曜日の午後でしたが、木曜にラスベガス入り日曜発のスケジュール。
ホテル宿泊費・飛行機代はもちろんのこと滞在中のご飯まで
全部ついていたので驚き。お金かけてるなぁ。
金曜日には、会場でのサウンドチェックとリハーサルが行われました。
会場の大きさ、スピーカー、音量の設定などによって
かなり聴こえ方が変わってくるので重要です。
私は今回音量を変えた2パターンのレジストを作っていきましたが、
大きい方のレジストを使うことにしました。
日本のフェスティバルだとリハーサルすらなかったので、
この点も手間がかかってるなぁと思いました。
また別室に練習用の楽器が用意されていて、早い者勝ちですが
一人30分練習することができました。
その他には夜にグループディナーがありましたが、後は自由。
ただ前の日夜にラスベガスに到着して
娘が興奮状態になりなかなか寝付かなかったため私達も寝不足に。
そのため、金曜は本番に備えて部屋でゆっくり過ごしました。
当日は12時半に会場に集合、13時開演でした。
演奏の順番は、下記の部門順でした。
Hobbyist、Advanced Hobbyist、Youth1、Youth2、Professional
(ちなみに私が出ているのは、Advanced Hobbyistです。
※ Advancedと普通のHobbyistの違いは、
左手3本以上のコードが弾ける、オート伴奏を使わない、
ベースも弾く のがAdvancedです。)
本番当日は練習もなしで一発本番なので、
とにかく体と指を温めて、硬くならないようにと気をつけました。
そのおかげで大きな失敗もなく演奏ができ、よかったです。
参加者は年配の方が多いので、演奏曲もジャズやオルガンサウンドの曲、
バラード系、教会系の曲が多かったな。
私は以前に発表会で演奏したことがあるラプソディインブルーを
今回のフェスティバル用に再アレンジして演奏しました。
オリジナリティを出すため、和楽器を入れたアレンジで。
演奏後はたくさんの方から「よかったよ!」と声をかけていただいて、
本当に感激でした。こんなに褒められたことないかも?
出演者同士もライバルというよりは、オルガンを弾く仲間という感じで
全体的にアットホームで、暖かい雰囲気なのがよかったです。
また今回のセミファイナルには、特別ゲストとして
日本から山口綾規先生がいらしていました。
ゲスト演奏で演奏されたマイケル・ジャクソンのスリラーは
大盛り上がりでした。
今回の目標は、「自分の演奏をすること」でしたが
その結果、決勝へ勝ち進むことができました。
最新の楽器で、広い会場で大音量で演奏できること、
お客さんに聞いてもらえること、
そんなチャンスがもう一度あるのはとても楽しみです!