プレゼン コンシェルジュ　「NOVO先生の辛口ごよみ」

昨日、見るでもなくテレビをつけていたら、ダイヤモンド☆ユカイというロックアーチストが、共演するオヤジギタリストをオーディションで決めるという企画をやっていた。ちなみに、ダイヤモンド☆ユカイというのはグループではなくて、ボーカリスト一人の名前らしい。すでに解散した彼のロックバンドは「RED WARRIORS」だそうだ。広島で鉄板焼きの「中ちゃん」という狭～い店で一緒になったことがある。店主が「この人たちはレッド ウォリアーズいうて結構有名なバンドの人なんよ」と説明してくれたが、私と同僚女性は「はあ、そうですか」と言ったきり、サインをもらうでもなかった。

番組はそのユカイ氏がギタリストを探しているというオーディションで、40代男性が得意のギター・テクニックを披露していた。ロッカーらしく長髪の人も出てきたが、感動したのは髪も薄く、体は完全メタボ、背広で出てきたパパさんだ。会社ではさえないと思われているかもしれないし、家族からも煙たく思われているかもしれないが、ギターのテクニックといったら…。

仕事や服装は違ったが、出場者の40代男性たちは5人ともカッコイイと思った。若い時に熱中したことを今も忘れることなく、お金にもならないのに練習を続けているなんて。40代前半がオヤジと言われなきゃいけない年かどうかはさておき、私もこういう生き方をしていたいものだと思った。私に置き替えるとそれはダンスなのかもしれない。

彼らはスタジオミュージシャンのアルバイトなどできないのだろうか。演奏だけなら、メタボ腹もハゲ頭も関係ないだろうし。ギター・テクニックがもったいない。

皆が演奏に選んだのがほとんど「Deep Purple」の曲だったことから、このバンドのすごさを思い知った。今聞いても全然色あせてないし、むしろ今の音楽よりとんがってる感じだ。久しぶりにDeep Purpleが聞きたくなった。

サタデーバリューフィーバー
http://www.ntv.co.jp/svf/20080405.html


■ 日刊ちょいスポ（No.342)■
「野茂メジャーに昇格」
米メジャー・ロイヤルズの野茂英雄投手（３９）が3年ぶりメジャー昇格を果たした。ベンチ入り投手が11人から12人増えたため。先日引退を表明した桑田真澄投手もそうだが、お金も稼ぎ、名声も手に入れ、引退して野球解説者やタレント、実業家などに転身すれば楽だろうに、“野球選手” という仕事にこだわる人が多いのには驚いている。
　
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ただいま【第1389号】