今日は頭が茫然とした状態が続いています。昨日の夕方、ラジオデイズの事務所に女優烏丸せつこさんが来てくださったのです。まだ商品化されるかどうかは分からないけれど、詩の朗読のコンテンツづくりにご協力をお願いしていたのです。紹介者の保坂さんは昨年公開された映画「そうかもしれない」の監督で、烏丸さんを看護婦役で起用した人です。ラジオデイズの大森女史が一通り企画主旨と構成やえらくレベルの高そうな演出方針をお話しした後、社長も交えしばしの歓談。とりあえずは元ネタの本を読んでいただいてから、お話しを進めましょうということになりました。高いギャラが払えそうもない話で恐縮だったのですが、烏丸さんが「お金になるものだけ受けてきたら今頃もっと金持ちになっていたんだろうけど、やりたい仕事だけしてきたのが、私だから」と、グッとくるお言葉をいただきひと安心。彼女はさっそうと保坂監督を引き連れて帰って行きました。
さすがに若い。我々と同じ世代とは思えない。昔と全然変わっていない。プライドは高いけどすごく気さくな人だ、等々、社内的な評判は上々だった。もちろん、女優業の傍らナレーションや朗読の仕事もしているので、朗読の技術も確か。とすればあとはキャラクターが詩のテーマと合うかどうかだけ、社内的にはそういうことになりました。1980年代に青春時代を過ごした男達にとっては、クラリオンガールでデビューした烏丸せつこの印象は鮮烈ですからね。蘇るか、青春の恋心! なお、彼女のプロフィールには、以下の作品がならんでいました。
デビュー作品 | 海潮音 |
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代表作品 | ・四季・奈津子 (映画)(1980)
・マノン (映画)(1981)
・駅・ステーション (映画)(1981)
・メイクアップ (映画)(1985) |
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ジャンル別作品 | - テレビ
- 功名が辻 新・花へんろ
- 映画
- 誰がために パローレ 怪談新耳袋 母のいる場所~台風一過~ 岸和田少年愚連隊 駅 四季・奈津子
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懐かしい映画が並んでいます。新しい出逢いがこのような良質な作品づくりにつながれば幸いなのですが、どうなりますことか。まあ、普通の朗読とはひと味もふた味も違うものになるようスタッフ一同頑張っているようです。
では、本日は第2回目のラジオデイズ落語会です。ご報告は後日。