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ソニー・コンピュータエンタテインメント（ＳＣＥ）は１１日、次期主力ゲーム機「プレイステーション（ＰＳ）４」の本体デザインを公表するとともに、欧米で年末商戦向けに発売すると発表した。米国では３９９ドル（約３万９３００円）とする。日本での価格や発売時期などへの言及はなかった。

　また米マイクロソフト（ＭＳ）も同日、１１月に発売する新型ゲーム機「Ｘｂｏｘ　Ｏｎｅ（エックスボックス　ワン）」を４９９ドル（４万９１００円）で売り出すと発表した。こちらも日本での価格や発売時期には触れていない。

　次世代ゲーム機をめぐっては、昨年冬に、任天堂が「Ｗｉｉ　Ｕ（ウィー・ユー）」を発売しており、年内には大手３社の新型機が出そろう。次世代ゲーム機をめぐる“覇権争い”が過熱しそうだ。

　新型機の米国での販売価格は、いずれも、米ロサンゼルスで開かれる世界最大のゲーム見本市「Ｅ３」の開幕前のメディア向けイベントで発表された。

　ソニーはイベントでＰＳ４の実機を初公開。同社の据置き型ゲーム機としては７年ぶりの刷新で、交流機能を強化したのが特徴。さらに、発売に合わせ初年度約２０本のソフトも投入する計画を打ち出している。

　一方、マイクロソフトのイベントではＸｂｏｘ　Ｏｎｅ向けに発売予定のゲームの内容などが公開され、精細に描かれた画像に会場からは拍手が起こった。