SAF1公式コメント
SUPER AGURI F1 TEAM ステートメントスーパーアグリF1チームはギド・ヴァン・デル・ガルデが2007年フォーミュラ・ワン・ワールド・チャンピオンシップにおいて「金曜日&テストドライバー」として走る有効な契約を有している。この契約は2007年1月23日にスーパーアグリF1チームによって契約承認委員会に提出された。Leafield, UK2007/2/2スーパーアグリF1チームのHPに公式発表が載っていました。このコメントは23日にギドと正式な契約を行った事を委員会に提出しているという発表です。23日に承認委員会に出している訳だからギドおよびスパイカーの発表は無効だと・・・無効というより暴挙だと言いうことを間接的に抗議したかっこうです。スパイカーチームは何を考えているのでしょうか?そして、当のギド本人は何を考えているのでしょうか?契約社会の海外において、契約が持つ重みは十分わかっている筈で、その内容は確認しているとは思うのですが・・・いくら契約条項の甘い日本のチームだとは言っても契約自体にはエージェントがかかわっているはずだし、契約に関する協議もしっかりと行われている筈だから、そうそう大きなミスがあるとも思われないですしね、覚悟の上なのでしょうか?それとも契約の抜け穴を巧みについたということでしょうか・・・まああくまで憶測の域を超えませんが、シャシー問題に端を発し、スパイカーとしても何らかの報復に出たという見方もできるかもしれません。ただ、そうであった場合、これまた憶測の域を超えないシャシー問題と実際目の前にある契約の穴をついたギドの件を秤に掛けてれば、自ずとスパイカー側にリスクこそあれ、メリットがあるとは思えないのですよね。スパイカーとギド自信がどう思っているのか、何をどう判断してこの結論に至ったのか、コメントを待ちたいところです。しかし、一番解せないのは、以前のバトンを巡るウイリアムズとホンダの問題の時にはバトン自身のキャリアがあったからこその問題であったと思いますが、今回のギドについてはスーパーライセンスすら持っていないF1でのキャリアは全くないドライバーだということですよね。これから始まるF1のキャリアからみれば著しく汚点になると思うのですが、どうなんでしょうか・・・結局は彼についてくるスポンサーフィー目当てということになるんでしょうか・・・今回の件は、SAF1にしてみれば大きなスポンサードを失くしてしまったということと、テストドライブの翌日に移籍発表という大きな恥をかかされたということで、簡単に引き下がることは考えられませんね・・・この問題がどう進展していくのか・・・追ってお知らせしていきたいと思います。