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テーマ:今日の出来事(288115)
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画像は近くの水芭蕉公園で撮った水芭蕉。今年は桜の開花がいつもよりずいぶん早いという。それなら、もしかして水芭蕉もと、今日の午後、近くに行くついでに寄り道を。 この水芭蕉公園、シーズンを迎えるのが毎年3月末から4月初め、でもひょっとしたら早く咲くのがあるかも。車を進め水芭蕉公園の駐車場に、想像していたように車は一台もなく、駐車場から見える湿原には花の気配はない。 少しだけ雨が降っていたが、いつも車に積んでいる帽子をかぶり、長靴に履き替え、でも湿原の木道は新しく補強され長靴の必要はなかった。 誰もいない水芭蕉公園、黙々と奥まで足を進める。遠くで水芭蕉らしき花、近づくとあちらにもこちらにも、コンパクトカメラを近づけ、シャッターを押す。 まだ、あどけない、生まれたばかりの水芭蕉の花、山から流れてくる川の水の中に、ひっそりと、その美しさを見せてくれる。 忙しい日々が続いていた。9日10日と新発田市で販売会、その次の週末は土曜日にいろいろと家の用事があって、日曜日は町内の新年会、町内に近くの温泉に旅館を経営している者がいて、朝10時にバスで迎えに来てもらって、その旅館で温泉に浸かり、その後宴会、終わったのが午後3時、一日がつぶれる。酒の好きな人が多い、まあ、年に一度の町内の集まり、家の家長として参加を拒むことはできない。 でも、各家の家長、年齢はもちろん私が下のほう。毎年感じることだが、昨年の新年会に元気にお酒を飲んでいた人が、今年は仏門に入ったと。今年も昨年も、そして一昨年も、その黙祷から新年会が始まる。 今年参加した新年会の参加者、来年は全員、元気で参加してほしいものだ。 水芭蕉公園、駆け足でカメラを撮り、車に戻る。するともう一台の車が。 「水芭蕉、ありましたか?」 「ええ、奥のほうへ行くと、小さいけれどたくさん咲いていましたよ。」 そのおじさん、車を降り、着ていたジャンバーを頭からかぶり、雨の中、木道を一人で歩いていった。 会社に帰ってしばらくして来客。「一時間ほど前に来たけど、どこかに出かけていたの?」 「うん、美人に会いに行っていたよ。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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