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結構な人出でなかなかゆっくり見られなかったのですが、260年続いた江戸時代の数々の展示物は素晴らしかったです。308点ほど展示品があって(期間中入れ替わるものも)そのうち、61点が国宝です。
何と言っても源氏物語の本物の絵巻が見られるのですが、平安時代に書かれた物が900年の時を経て見られるのですからすごいものです。 色も鮮明とまではいかなくても、教科書で勉強した源氏物語がそこにあるのですから。 最初に目に付くのは勇ましい甲冑、鎧が光に輝いていて、武士のいた時代を想像させます。 名刀 正宗もありましたね。国宝になるのはそばにあった貞宗という脇差でしたが。 キラッと光ってましたね、あの刀の数々。 徳川家康自身が作らせて芝東照宮の御神体となっている1601年作の徳川家康坐像も、 館内中央にどっしりと置かれていて 雰囲気を高めています。 江戸の時代から家康は狩野探幽に自分の肖像を書かせて、神格化させていったようです。 歴代の将軍が拝礼したかと思うと神妙なかんじになると思います。 家康の目がガラスなのか、近づくと光に照らされていて目が光っているのが分かります。 水戸黄門で知られる黄門様の印籠もありました。結構小さめでしたけど、葵の紋が目に入らぬかー、ははーって感じでした。 豊臣秀吉に命じられ切腹した千利休が最後に作ったといわれる竹の茶杓 泪もありました。 歴史上の人物のその作品が目の前で見られるなんてそうないので、すごいことですね。 狩野探幽の5メートルはある四季花鳥図屏風も、春の桜に松から始まり、秋の紅葉、冬の雪模様と近くのソファに座ってしばらく眺めてました。この前で藩主や武士たちが話していたんだろうなと。 紀貫之の名前も出てきていましたね、古い俳句や短歌を集めたものだったとおもいますが。 初めて国立博物館に行ったのですが、時間が足りず少ししか通常展は見られませんでしたけど、また行ってみたいですね。 博物館ってすごいなと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.19 00:12:49
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