知り合いだとかえって難しい
思いのほか引きずってしまった仕事を、ようやく仕上げることができた。納期も含めてシビアな相手ではなかったのだけれど、手離れしないうちは気にかかって他のこともなかなか取り組むことができなかった。インタビューを原稿に起こす仕事で、インタビューイーも知っている方だし、これほどかかるとは思っていなかった。2時間弱の対話を8,000字程度の原稿にしたわけだが、8,000字って原稿用紙にすると20枚。ワードに打ち込むのはそれほど大変とは感じないが、手書きで書いたら結構な労力だと思う。それに構成していく上で順序を入れ替えたりするのも、ワードだったらコピペでどこへでも移動できるけれど、手書きだとそうはいかないし。それにしても、なまじ知っている人だと逆に書きにくい、というか手間がかかることが判明。インタビューしかなければ、それで割り切って書いてしまうのだけれど、普段の言動から、この人が伝えたいのは本当は少しニュアンスが違うのだろうな、と感じてしまうと、何とかもう少し違う書き方で、しかも本人の言葉はあまり変えずに表現できないものか、と考えてしまう。出版物として出るものなら、もちろんとことん練るのだけれども、相当な部数は出るとはいってもまあ、いわば内輪の冊子なのでそこまでの労力はかけられないし、というところでもあった。とにもかくにも納めることができて、気持ちの上ではかなり楽になった。文章を書く仕事が滞っていると他でも、書く、ということがなかなかできない。ここも久しぶりになってしまった。掲示板や書き込みをいただいて、お返事もせずにいてごめんなさい。少しも更新していないのに、新たなリンクも沢山いただきました。どうもありがとうございます。