中国新幹線、日本新幹線「はやて」をベースに・・・
急速な発展を見せる中国、その進化は「新幹線」にも。 12月4日、東北新幹線が「青森」まで全線開通となる。待望の開通に、地元の寄せる期待感はことのほか大きい。観光に産業に、明るい材料の見えない地域の活力として、明るい兆しを発信してくれるに違いない。来年3月には、九州新幹線の鹿児島ルートが開業となる。鹿児島から青森まで、九州、山陽、東海道、そして東北新幹線で結ばれる。総延長は約2,000km、乗り継ぎとなるが距離感が一気に縮まる。北海道への早期乗り入れと景気浮揚の相乗効果に、大いに期待したい。中国高速鉄道も急ピッチで工事が進められている。中国新幹線「和諧号」の運行開始されたのが、2007年4月。ドイツ、フランス、カナダ、日本からの輸入による。その技術をベースに、世界最速クラスの営業速度350Km/hの新幹線も運行中である。今や、中国産新幹線を輸出しようとの動きも。急速な進化が「新幹線」にも見て取れる中国である・・・ 中国新幹線は、北京オリンピック開幕時に、北京~天津 137Km を30分で。 今年の10月26日には、上海~杭州 202Km を40分で。 来年完成の予定で、北京~上海 約1,400Km を約5時間で。 アジア大会の行われた広州は、上海から鉄路で1,810Km、日本の本州を縦断する ほどの距離がある。広い中国、その主要都市を結ぶ高速鉄道計画が着実に進んで いるようだ。 中国新幹線「和諧号」 2009年10月 蘇州駅