あけましておめでとうございます。
年末から本格的な寒波の襲来。
明けてからの最低気温は-9℃を記録した。
1月の異称といえば、「睦月」。
睦(むつ)び親しむという意味だそうだ。
This year went so fast.
I hope it was a good one and the next even better.
今年の年賀状の一文だ。
農業に定年はないけれど、脱兎の如く(?)繰り返す日常を、歳のせいか、ふと1回リセットできないかなと思ったりして・・・ブツブツ、とつぶやいてしまった。
兎といえばバニー、酒好きのエロ中年の連想でバニーガールとなるワンパターン。
というわけで、年賀状の兎の画像は以下のようになった。
ハイボールといえば、サントリーは高級ウイスキーの「山崎」と「響」の一部商品についても、年明け2011年から出荷調整を始めるという。
ハイボールに使われるウイスキーは、サントリーでは「角瓶」「トリス」など低価格の商品が主流だが、ブームの影響で高級ウイスキーの出荷量も伸びており、
「現在品薄になっているわけではないが、将来にわたって安定的に供給するため調整する」としている。
ウイスキーは熟成に時間がかかるため、急激な需要増への対応が難しいためだ。
ハイボールとはウイスキーのソーダ割りのこと。
語源は諸説あるが、有力なのは次の2つ。
ある日、スコットランドのゴルフ場で、ウイスキーのソーダ割りを飲んでいた人のところに、高々と打ちあげられたゴルフ・ボールが飛び込んできたから、というのが1つ。
また、19世紀のアメリカの鉄道は、高い鉄塔に気球を吊し、それを信号係が上に高く掲げるとGOのしるしになった。
セントルイスの信号係にウイスキーのソーダ割りが好きな人物がいて飲むたびに"ハイ・ボール"といったところから、この名がついたとか。
他にも、ソーダから上昇する泡をボールに見立ててとか、高めの直球(HIGHBALL)は打ちごろ(飲みごろ)の絶好球という説や、気分がHIGHになる弾丸(BALL)という説、丈の高い(HIGH)容器(BOWL)にウイスキーを注いだ飲みものだからという説がある。
ハイボールをおいしく飲むためには、混ぜる回数を2回ぐらいにとどめること。
何回も混ぜると、炭酸ガスが逃げてしまい、せっかくの爽やかな味わいが台無しになる。
ジンなどのお酒を、ソーダ等で割った飲みものについてもハイボールという場合もある。
昭和30年前後に、日本で一大ブームになった時は、やはりサントリーが、「うまい、安いウイスキー」と銘打って、「トリスウイスキー」を発売。
庶民的な雰囲気のハイボールスタンド「トリスバー」を大流行させたのだった。
今回のサントリーの戦略は、
ストレートが一番格好良くて、次がロックで、割るのは邪道だという「ウイスキーかくあるべし」という従来型のウイスキーの価値観から離れるべきではないかということで、角瓶の熟成が何年とか、どんなモルトを使っているとかではなく、角瓶を通じて小雪さんと飲みたいな、ああいう幸せを感じたいと思わせることを意図したという。
一般庶民は又してもサントリーの宣伝戦略にまんまと乗せられた格好だ。
ただプロのファーマータナカは、宣伝に惑わされる事なく、たとえばアイラのラフロイグやラムのクレマンをよくソーダとのハーフ&ハーフで飲んでいたし、バーボンのジンジャーエール割りを愛飲していたことを付け加えておこう。
話は大きくそれたが、お正月という事でご勘弁を。
今年もよろしくお願いします。