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カテゴリ:映画「は」行
1965年(昭和40年) 英 主要キャストを知らず 107分
シングルマザーのアンは米国から英国へ引っ越してきた。 4歳になる愛娘バニーを幼稚園に一旦預けて引っ越しの搬入作業に立ち会う 作業から戻ってきた彼女にはバニーなんていないわよ、というひとばかり 怪しげな人物が次から次に登場して、アンは従兄のスティーブのみが頼りだ。 キャストのひとりも名を知らず。 タイトルもなんだか「ほんわか」風だし。 「迷子の女の子をのんびり、ほんわかする気持ちになる作品」かと思いきや。 出だしは男性がカギを締めまくるシーンが印象に残る。 始まりがおしゃれで本の紙を破るとキャスト名が出てくるという演出。 それがメルヘンチックにも見えて、「これは少女がクスクス笑うような作品なんだろう」 と、わたしには錯覚作用。 主役(だと思う)のアンが登場して、肝心の愛娘はどこにも見えない。 子どもを預けたと言いながら、子どもはわたしたの目には現れない。 シーンが続くに従って子どもは実在するのか、アンの妄想なのか。 そこにわたしたちの興味はフォーカスされていく。 最初からいなかった人物なんだから、逆にこれは実在する! と、信じて観ていたが、途中でその信念をグラグラと揺さぶられる。 怪しげな家主。 わけわからん幼稚園の先生たち。 M1グランプリで時代の寵児になったミルクボーイのネタみたいに。 「いる」「いない」にユッサユッサと揺すぶられた。 もう一度最初から観ようと思っている作品。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.10 23:48:16
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