今年の元旦
本当に新年が明けました。おめでとうございます。例年ならば、我が家の真正面に登るご来光を拝むため、早々と起き、初日の出を写真に収めてからまた寝るのが恒例ですが、今年は昨夜の花火が終わった頃より雨が降り出し、今朝は曇り空。そこでケイコが元旦早々に最初にやった事は…「餅つき!」前もって水に浸けてあった餅米を蒸して、後はペッタンコ、ペッタンコの繰り返し。おかげで小さなお供えと、伸し餅が出来ました。それから駆け込みで、お節の用意。伊達巻き、なます、煮昆布、青豆(大豆)のだしあえ、黒豆の代わりにうずら豆の甘露煮、(此処までは全部手作り)それに本日のとっておきは、先日岐阜で買い込んだ若鮎山椒煮。これに達磨正宗熟成3年のぬる燗(39°)がお屠蘇代わり、となれば中々立派なお正月です。その後ゆっくり具沢山のお雑煮を頂きました。中身は里芋、大根、人参、白菜、椎茸、そして軽く焼いたお餅。(お餅は本当につきたてなので、焼く必要はないのですが、焼いて食べるのが好きなのです。)此処はフランス。それでも日本のお正月に近い用意ができる事をありがたく思います。静かに元旦が過ぎてゆきます。お料理次いでに、昨夜の我が家の年越し料理。マイカ:すき焼き 12月30日サンレモまで行き、生食用のカルーの牛肉1330gを購入。22,48ユーロ(3150円ほど)カルーの牛肉を食べたら、フランスの肉はあまりの質の差に食べれないと、マイカの言葉です。 このカルーの牛肉はその牛が生まれた日から育ったところ、肉の部位、雄雌、屠殺日に至までレシートに記載されてくるのです。ケイコ:牡蠣フライ 日本じゃ考えられないけど、牡蠣を買って来て殻を自分で開けないと食べれない。それにクロワッサンを自分でパン粉(市販のパン粉があまりにもひどくて、これを思いつく)にしたものをまぶして、葡萄の種油で揚げるの。 最近のケイコの年末料理。 一番大きな、油ののった牡蠣で揚げた牡蠣フライ、これ溜まらなく美味し~いんだ!それにさ、1952年の忘れていたシャンベルタン!!!シャンベルタンはやっぱり、凄~い、旨~い!。最後まで、赤い木の実の香りと若若さが持続して圧巻でした。昨夜はとても素敵な一夜でした。マイカちゃん、ありがとう!