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2005.12.30
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「スズキ カルタス ターボGC」
こいつが、最初の愛車でした。
1984年に購入、19歳の時だった。
スズキがジムニー8以来の普通車として発売したカルタス。
アメリカのGMとのコラボによって生まれたクルマである。
それでなのか、どうなのかわからないが、
異様に灰皿のデカイクルマだった。
そんな、カルタスターボを買った理由であるが、
友人がシャレードターボに乗っていて、
常にハンドルを握る機会があった。
1000ccのクセに良く走るし、燃費もいい。
こりゃ、リッターターボカーがいいなと決めたわけですな。
当時のオイラは欧州のホットハッチが大好きであった。
VWゴルフGTiやルノー5アルピーヌとかね。
ちょっとしたエアロパーツやバンパー下に内蔵されたフォグランプ。
山椒は小粒で・・・の動力性能。
だが、同じシャレードターボ買ってもなーって、思っていたら、
カルタスターボが発売された。
今のとは比べ物にならないくらい地味なエアロパーツであるが、
フロントとリアにしっかりと装着され、
さらにFスポイラー内にはフォグを内蔵。
タイヤは165/70-12ながらポテンザRE「86」が標準装備。
内装もサイドサポートが張り出したすぽーちーなシートが。
早速、ディーラーへ行き、即決となった。
乗り出しは込み込みで170万円。
19歳の身には大金でったが、なんとかローンも払えそうなので、
即決となりました。
だが・・・・見かけはカッコ良かったが、
シャレードに比べるとプアな足廻りには閉口した。
フロントはストラットだが、リアは一枚リーフという、
ものすごい足廻り。
F.R共にスタビが装着されたいたが、
乗り心地は、まるでトラック。
フロントを軸にしてリアがヒョコヒョコしていた。
コーナーでアクセルを戻そうものなら、
キョーレツなタックインを誘発。
おかげでFFの運転が上手くなりましたよ。
しかし、直線では加速も良く、不満はなかった。
小さいくせに異様に速かった。
事実、中国道で3人乗車ながら、
あこがれでもあったルノー5アルピーヌをちぎった事もあった。
燃費だって平均で17km/l、最高で22km/l。
週末は遠出の日々でした。
今思えば、ホントによく足として活躍してくれましたね。
最初に買ったクルマがカルタスターボっていうのも、
今の変態クルマ狂を物語ってますな。
ちなみに、ピンと来ない人はあれを思い出してください。

「オレ・タチ・カルタス」

そう、あのモデルのターボです。
それと、初代カルタスは一回だけ富士でレースに出た事があります。
1000ccのノーマル仕様をベースに、
キャブをヨタ8のレース用ダンドラに換え、
エンジンもワンオフパーツでチューン。
外観だって、昔のTSサニーやスターレットのようなバーフェン、
SB-1のTS仕様並のフロント・リアスポを装着。
結果は散々ながら、雑誌の小さな囲み記事を食い入るように何度も読んだ。

だが、元々、マニアックなクルマが好きなオイラは、
とあるクルマと出合った事をきっかけに、
もっとディープなクルマを買う事になる。
その出会ったクルマとは、
1600cc水平対向、ツインキャブ、グレード名は「SRX」

その2に続く





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Last updated  2005.12.31 01:09:05


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