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「スズキ カルタス ターボGC」
こいつが、最初の愛車でした。 1984年に購入、19歳の時だった。 スズキがジムニー8以来の普通車として発売したカルタス。 アメリカのGMとのコラボによって生まれたクルマである。 それでなのか、どうなのかわからないが、 異様に灰皿のデカイクルマだった。 そんな、カルタスターボを買った理由であるが、 友人がシャレードターボに乗っていて、 常にハンドルを握る機会があった。 1000ccのクセに良く走るし、燃費もいい。 こりゃ、リッターターボカーがいいなと決めたわけですな。 当時のオイラは欧州のホットハッチが大好きであった。 VWゴルフGTiやルノー5アルピーヌとかね。 ちょっとしたエアロパーツやバンパー下に内蔵されたフォグランプ。 山椒は小粒で・・・の動力性能。 だが、同じシャレードターボ買ってもなーって、思っていたら、 カルタスターボが発売された。 今のとは比べ物にならないくらい地味なエアロパーツであるが、 フロントとリアにしっかりと装着され、 さらにFスポイラー内にはフォグを内蔵。 タイヤは165/70-12ながらポテンザRE「86」が標準装備。 内装もサイドサポートが張り出したすぽーちーなシートが。 早速、ディーラーへ行き、即決となった。 乗り出しは込み込みで170万円。 19歳の身には大金でったが、なんとかローンも払えそうなので、 即決となりました。 だが・・・・見かけはカッコ良かったが、 シャレードに比べるとプアな足廻りには閉口した。 フロントはストラットだが、リアは一枚リーフという、 ものすごい足廻り。 F.R共にスタビが装着されたいたが、 乗り心地は、まるでトラック。 フロントを軸にしてリアがヒョコヒョコしていた。 コーナーでアクセルを戻そうものなら、 キョーレツなタックインを誘発。 おかげでFFの運転が上手くなりましたよ。 しかし、直線では加速も良く、不満はなかった。 小さいくせに異様に速かった。 事実、中国道で3人乗車ながら、 あこがれでもあったルノー5アルピーヌをちぎった事もあった。 燃費だって平均で17km/l、最高で22km/l。 週末は遠出の日々でした。 今思えば、ホントによく足として活躍してくれましたね。 最初に買ったクルマがカルタスターボっていうのも、 今の変態クルマ狂を物語ってますな。 ちなみに、ピンと来ない人はあれを思い出してください。 「オレ・タチ・カルタス」 そう、あのモデルのターボです。 それと、初代カルタスは一回だけ富士でレースに出た事があります。 1000ccのノーマル仕様をベースに、 キャブをヨタ8のレース用ダンドラに換え、 エンジンもワンオフパーツでチューン。 外観だって、昔のTSサニーやスターレットのようなバーフェン、 SB-1のTS仕様並のフロント・リアスポを装着。 結果は散々ながら、雑誌の小さな囲み記事を食い入るように何度も読んだ。 だが、元々、マニアックなクルマが好きなオイラは、 とあるクルマと出合った事をきっかけに、 もっとディープなクルマを買う事になる。 その出会ったクルマとは、 1600cc水平対向、ツインキャブ、グレード名は「SRX」 その2に続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.31 01:09:05
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