フィンファンネルで勝てるさ

福島原発からの放射能汚染で混乱が続いているようです。

首都圏ではおじさんやらおばさんやらが水を買い占め

結果的に必要な子育て世代に回らないようです。

もう少し勉強してから行動できないものでしょうか。

現在出されいる摂取制限は1歳以下の乳児の暫定値です。

また暫定基準値は1年間通して摂取した場合から設けられた値です。

（1リットル当たり300Bqの水を1リットル毎日365日摂取した場合年間で2.4ミリシーベルト）

乳幼児の場合チェルノブイリ事故の研究からできるだけ摂取しないほうがいい

という結果から暫定値が引き下げられています。


国も情報を隠さないことは大事ですが、「直ちに」などあいまいな表現は

無知な人を混乱させるだけです。みんながみんな放射線に対して

知識を持っているわけではありません。

パニックになって水を買いあさっている人を見ると非常に滑稽に

見えますし、必要な人が買えなく泣いているのを見ると憤りを感じます。

これまで私たちは原発によって豊かな生活を享受してきました。

そのしっぺ返しを受けるのは生まれて間もない子供ではなく

われわれ豊かな生活を享受してきた世代だと思います。

私は今中部圏に住んでいますが実家は関東圏で放射能の

影響も受けています。もちろん実家に住んでいても事実を受け止めて生活します。

原発のおかげで豊かな生活を送ってこれた事実に目を背けてはいけません。



私も震災後に水などを買いだめしようと悩みました。

しかし、各方面の情報を精査・供給の現状をみると

まったく買いだめの必要もなくその日の必用な分だけで十分でした。

実際震災が起こってしまうとガス・電気などのライフラインがストップ

してしまうのでカップラーメン・冷凍食品は災害発生直後は調理できず

すぐには役に立たないですし。

今回の震災の教訓からある程度の備えをするのは悪いことではありません。

（中部でも東海地震が近いうち起こるといわれています）



被災地の方は電気も通っていないので首都圏のこの状況を知ることはできません。

この首都圏の状況を被災地の方が知ったらどう思うのでしょうか？


情報を精査して冷静な行動をとっていただきたい。