Ｆｉｎｌａｎｄ

私達日本人が日ごろ書いている漢字。
これはヨーロッパの方たちにはとてもアートなものに映るようですね。

数年前、フィンランドで売られていたピアスには
「豚」とか「鹿」とか「熊」なんていう
漢字が書かれたデザインのヤツが売っていたそうです。

金髪の可愛い女の子が、「豚」と「熊」を手に取り
どっちにしようか迷っていたなんていうのも微笑ましいシーンです。

ベッドカバーには「株式会」という意味不明の文字が
デカデカと描かれていたとか・・・。

文具コーナーで見かけたノートの表紙にも
ひらがなとカタカナの合成みたいな不思議な文字がデザインされていたり
ちょっぴりミーハーな気分でこういう面白グッズを探すのも楽しいです。

今回のフィンランド旅行でも面白漢字デザインを発見！

電車の中で隣り合わせた女性のワンピースには
漢字がたくさんプリントされていました。
ご婦人と目が合わない程度に（笑）チラチラとチェックしました。
案の定、熟語でもなければ、関連性もない漢字の羅列でした。

テーマが同じだったり、しりとり熟語にでもなっていたら面白いのに・・。

で、次に遭遇したのは「イマトラ」のレストランバー。
友人の行きつけの店で滞在中何度も行きました。

そこのテラス席でビール片手に携帯で話をしているお兄ちゃん。
マッチョっぽい筋肉質な肉体にTシャツの袖をくるりとめくっています。

うむむ・・？　めくれたTシャツの袖の下から刺青が見え隠れしています。
あれは・・・「身」という漢字です。漢字のタトゥーですね。
「身」の前にまだ文字がありそうなのですが、よく見えません。

なんだろう。なんて描いてあるんだろう。気になります。

あの筋肉質な腕に似合う漢字。「身」という文字のつく漢字。。。

若いお兄ちゃんだし、・・「不死身」なんてカッコ良いんじゃない？

ああ。。めくって見せてほしい。　気になる。　気になる。

・・・と思っていたら。

そのお兄ちゃん、私の目の前を通り過ぎました。

見、見ましたっ！！　しっかりと！


筋肉質なマッチョな腕に彫られていたのは・・・

『保身』・・・・なぜ？