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カテゴリ:ミステリとファンタジイの館
「魔夢十夜」小森健太朗
学園、寮、カルトな儀式、邪神、連続殺人となれば、定番のオカルトミステリだ。背景設定は、極めてオーソドックスなものだが、これが逆に嬉しい。 この作者は、とにかく衒学的というか、膨大知識型大量説明文をよく挿入するため、敬遠してしまうような作品もあるのだが、本書は控えめ。 暗号文の解読(種明かし)は4頁ほど読み飛ばしてしまったがこれは愛嬌。 ラストでは、関係者一同の前で探偵役が事件の真相を究明という王道スタイル。 事件は解決したが、まだ重要なキャラが、残っていて、、、シリーズになるのかなあ。 魔夢十夜 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jun 29, 2006 08:40:22 AM
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