928684 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Flatのガンプラ製作日記

Flatのガンプラ製作日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

flat2775

flat2775

Freepage List

Calendar

Favorite Blog

迷えるデカ羊(仮) ぶらんか@さん
キラ-ゼロの「ガン… キラ-ゼロさん
カフェインレスコー… ゴージャスぶたさん
子どもにタネをうえ… kazuyam7さん
貴様だってニュータ… しのり1さん
帰ってきたA3(Still … IRIPONさん
あ.あ.て.(あげいん… ぴよんせさん
だっちん堂(死ぬま… だっちんZさん
ゆずっちゃの赤ちゃ… ゆずっちゃさん
熊、楽に襲来。 BASARAplusさん

Category

Archives

Shopping List

2024.05.11
XML
カテゴリ:ゲーム
書籍の感想です。
今回は「最果ての泥徒」です。


最果ての泥徒 [ 高丘 哲次 ]

泥徒はゴーレムと読みます。
ゴーレムを制作している一族の話です。
想像以上にファンタジーで私は好きです。
ゴーレムはコアをもとに生成するわけですが、
そこにセフィロトツリーが関わってきます。
セフィロトツリーは生命の樹とも言われて、魔法の
根幹をなす世界のすべてを表すとも言われている
絵です。
この本では人間が人間たりうる要素がセフィロトで
その10個あるセフィラのうちのいくつかを組み込んだ
ものがゴーレムということです。
10個のうち解明できているのは6つで残りの4つは
使い途すらわからず、コアに秘文を刻むですが
どんな秘文を刻めば良いか分からないのです。
舞台は第一次世界大戦前あたりでIFと現実が混ざり
ながら話は進んでいきます。
主人公のマヤは父親を殺され、さらに奥義とも
言える秘文を盗まれ、そこから逃げた3人の弟子
たちを探し求めるのでした。

弟子の一人が持ち出した知識により日本軍にゴーレム
兵器が配備され、その結果203高地の攻略に成功し、
日露戦争に勝つ要因になったという非常に現実と
虚構のバランスが良く、楽しめました。

ゴーレムはどんどん悪い方に使われていきます。
それは弟子の一人が誘導していることもあるのですが、
ロシア革命にも悪用され、世界が悪い方に向かって
行ってしまうのです。

弟子の一人が考えた「ゴーレムがセフィラをすべて
備えていない存在と言うなら、人間が持つセフィラ
を何個か破壊してしまえば、何でも言うことを聞く
ゴーレム人間を生み出せる」という理論は怖い
ですねー

結局マヤは最後までゴーレムを戦争の道具に使う
ことはなく、自ら銃を持つこともありませんでした。

マヤは幸せだったのかな。
ただひとりのゴーレム、スタルィがいたことで
彼女は十分幸せだったのかもしれませんが。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.05.11 00:47:13
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.