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森田理論学習のすすめ

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2013.12.28
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「かくあるべし」で、「嫌なことがあっても、我慢して仕事を続けなければいけない」
「家族を路頭に迷わしてはいけない」「そんなことに耐えなれない自分はだめな人間だ」
「次の仕事が簡単にあると思っているのか。あっても給料は下がってしまう」
「現実の苦しみから逃げてはいけない」などと自分を責めないでほしいのです。

自分はやめたいのだというその気持ちだけは否定しないで、きちんと向き合って、
しっかりと受け止めて自分をいたわってやってほしいのです。
仕事を続けるか辞めるか決定権を持っているのは自分です。
そういう自由を与えられているという点はしっかり認識したほうがよいのです。

その認識を持てるかどうかがとても重要なことです。
もしそこを土台にして仕事にあたると、取り組みが変わってきます。
仮に経済的な理由で辞めることはできないと判断したとします。
森田の精神拮抗作用で考えると、どうしてもその方向で着地することが多いでしょう。
するとだめなのかというと決してそうではありません。
仕事に対する目的、会社での人間関係はいい意味で明確になります。
これが重要なのです。

私は集談会で、会社で仕事をするのは、人間関係を改善しないと仕事に集中できないと
愚痴をこぼしていました。ある方が、「仕事というのは第一に、自分の食い扶持を得て
くることが目的だ。あなたは月給鳥という鳥になって餌をせっせととってきなさい」
といわれました。私はこの言葉で「ガアーン」と頭を殴られたような衝撃を受けた
ことがありました。そうか、出世しなくてもよい。管理職にならなくてもよい。
実際には管理職になりましたが、大きな成果を上げるということははなからあきらめて、
早く閑職に変えてもらうように祈っておりました。実際に出世街道を駆け上った人
もいましたが、途中で成果を上げられずに、結局辞めざるを得ない状況に追い込まれた
人を数多く見てきました。





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Last updated  2013.12.28 18:18:22
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