カテゴリ:観念重視から事実重視への転換
NHKラジオの「ふんわり」という番組で黒川伊保子氏が面白い話をされていました。
心に浮かんだことを気軽に人に話し合う環境を整えていくと、その場に居る人たちの発想力が豊かになっていく。 反対に頭ごなしに「かくあるべし」を押し付けるような雰囲気になると、その場に参加した人みんなの発想力がおちてくる。 気づき、発見、アイデア、工夫、興味や関心を刺激するためには、安心して自由にしゃべれる雰囲気を作らなければうまくいきませんよと指摘されていました。 これは集談会などの学習会ではぜひとも留意したいことです。 集談会は安心して気楽に自由に発言できる場作りが大事ということです。 自由に話をしていると頭が活発に動き出して、思ってみないような役に立つ話が出てくるということになります。 自由を制限された会合は、自分が思っている以上に発想力が落ちてしまいます。 それは大脳が考えることを止めてしまうからです。 嫌な思いをするより静観した方がよいということになります。 そんな学習会は活気がなくなり、参加することが苦痛になってしまいます。 集談会では、傾聴、共感、受容、許容の気持を大切にしましょうという申し合わせ事項があります。 相手の話をよく聴いて同意する。良い点を評価する。ほめる。励ます。乗せ合うことを心がけたいものです。 居心地がよいと感じるようになれば参加者が増えてきます。 先日オンラインの全国版集談会のJUPITERに参加しました。 生活の発見誌を読んで感想を述べあう学習会でした。 進行係の人の対応に感心しました。 参加者に寄り添う、存在を認める、励ます、評価する、発言機会を均等に割り振ることが自然にできていました。 とても居心地が良かったので、また参加したいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.05 06:20:08
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