カテゴリ:生の欲望の発揮
仕事、日常生活、人間関係、子育ての中で、ミス、失敗、問題点、課題、改善点、改良点は次々に発生します。
そのとき問題が発生するとパニックになって頭が真っ白になる人がいます。 不平や不満があるとすぐに感情を爆発させてしまう。 たちまち不機嫌になって態度に出してしまう。 すぐに自分の一生を左右するような大きな問題に増幅させてしまう。 イヤ、ダメ、どうすることもできない、これで自分は終わったなどと短絡的思考に陥ってしまう。 他人が問題を起こすと、しつこく叱責・非難・否定を繰り返す。 許容や包容力がある対応がとれない。 完全主義、完璧主義、理想主義、コントロール至上主義で現実を否定してしまう。 一刻も早く不安や不快感を取り除いて、安心・安全な状況を作り出そうとする。 どうにもならないとすぐに逃避してしまう。 反対に、それらを大いに喜び宝物として取り扱う人がいます。 自分の取り組むべき課題、目標、居場所、活躍の場が与えられたと考えることができる人です。 こういう対応ができる人は2つの特徴があります。 一つは人間は絶えず課題や目標、夢や希望を持って生活することが欠かせないと考えています。 そのために、例えば仕事をしている時に、なにか問題はないか、課題はないか、改善点や改良点はないか、楽しみや感動することはないかという意識を持って取り組んでいます。 見つかると宝物を見つけたように喜ぶことができる。 次に、上から下目線で現状、現実、事実を非難・否定をすることはエネルギーの無駄使いにつながると考えている。 そのようなエネルギーの使い方は極力避けた方がよいと考えている。 意に沿わない事実はいくらでもあります。不快な感情もいくらでも湧いてきます。 それらをあるがままに受け入れるとエネルギーの無駄遣いはなくなります。 目標や課題が明確になると、温存されたエネルギーの有効活用ができます。 森田でいう「生の欲望の発揮」に向かって舵を切ることができるようになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.02.28 06:20:08
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