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カテゴリ:ヨルダン:ムジブ保護区
さて、ムジブ保護区でのリバーウォーキング、いよいよ開始です。この日、死海周辺の気温は42度。日差しがかなり強く、じりじりと肌に照りつけます。でも死海は、海面下400メートルというこの地球上で最も低い位置にあります。有害な紫外線などがカットされてここには届かないため、日焼けしてもシミになりにくいのです。つまりムジブは、世界で一番低い場所にある保護区なのです。 さて、下の写真にあるリバーを歩いていきます。水はひやっと冷たい…と思ったのもつかの間。水の温度も太陽の熱で徐々に上がって来て、生ぬるくなり始めています。このリバーの水はとても澄んでいてキレイ。オタマジャクシをたくさん見かけました。 余裕のよっちゃんで始まったリバーウォーキング。この先何が待ち受けているかも知らずに、はしゃぐ私たち… 両側にそそり立つのは、深く高く切り落ちた岩壁。ペトラのシークを思い出させます。が、ペトラのシークよりさらに高く、ごつごつとしていて荒々しい。圧巻です。 そそり立つ岩壁の中へ中へと歩を進めていきます。奥へと入るにつれ、ファンタジーワールドの様相。薄暗く、ひんやりとしていて、先ほどの暑さが嘘のよう。 芸術家も脱帽? の美しい模様の岩があちこちから私たちを出迎えます。ミネラルをたっぷり含んだムジブの砂岩。こうした岩の質もペトラやワディラムと全く同じです。 かつて何千年あるいは何億年も前には水の下だったヨルダン。気の遠くなるような長い年月の間に蓄積されたミネラルがこうした得も言われぬ美しい模様を作り出します。
ここでトレイルを終えて帰ってくる観光客2人に出会います。カメラを手渡して、4人で記念撮影。ふと気付くと、彼らは全身ずぶ濡れ。頭の先から水を滴らせています。おや~? どうしたらそんな風になるんでしょうね?
独特の模様を身にまとってそそり立つ岩壁。水の流れも少しずつ勢いを増してきます。さて、続いて私たちを待ち受けるものは...?
中東散歩・中東情緒。http://picturesque-jordan.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.05 01:39:46
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