ビタミン・サプリメントの効果と飲み方

炭水化物や糖質をエネルギーに変える際に必要な栄養素で、脳の原動力であるブドウ糖などもエネルギーに変えてくれるのがビタミンＢ１である。脳の中枢神経や手足の末梢神経に対してもビタミンB1は作用しており、機能の正常化や心臓機能を保護する働きもあります。さらに、ビタミンB1は筋肉疲労を防止したり、疲労を癒す効果があるとされています。

ビタミンB1が不足すると、糖を主要なエネルギー源としている脳や神経系に影響があらわれ、脚気、記憶力の低下、注意散漫などがみられることがあります。また、糖質の分解がうまく行なわれず、疲労物質である乳酸が体内に蓄積されることにより、疲労倦怠感、肩こり、腰痛、食欲不振などを引きおこします。

お酒の飲みすぎ、甘いものの食べすぎなどにより、エネルギーを過剰摂取した場合は、摂取した糖質を効率よくエネルギーに変えるために、ビタミンB1が多く必要になります。

糖質を分解してエネルギーに変えるほか、神経や筋肉の働きをよくする。 疲労や倦怠感の回復に効果がある。

穀類、豚肉などの他、牛のレバー、豆類、豆腐、玄米、ごま、うなぎ、かつお、野菜に多く含まれる。

成人男子：１.１mg　成人女子：０.８mg

ビタミンB1は過剰摂取した場合、水溶性のビタミンですので尿などと一緒に体外に排出されますので、過剰摂取による毒性は知られていません。