竹田和平さんにお会いしました
シェアーズの山口です。先日の日曜は、お誘いを頂き、竹田和平さんに会いに行きました。竹田氏は「たまごボーロ」で有名な竹田製菓の社長ですが、個人投資家としても有名で、約100社、時価200億円の株を保有しています。バブル崩壊の直後、すべての日本人が株を売り払っているときに、「今、買わなくてどうする!」と唱え、徹底的に買った3人のうちの一人です。ちなみに残り2人は、さわかみファンドで有名な澤上さんと糸山英太郎氏です。糸山氏は、4,000億円の資産を持つフォーブスの選ぶ世界の億万長者で、JAL・JAS合併劇の中心人物としても活躍しました。さて、このたびシェアーズでは竹田和平さんの全持ち株を調べてみました。その主な傾向をまとめましたのでご覧ください。●割安株な株を保有*保有している110銘柄を、シェアーズのバリューマトリクス2.0で評価するとその割安度は平均1.5倍あります。●バランスシート重視*自らの経営者としての経験から、「将来は経営者にもわからない。だから“今”の資産状況(バランスシート)を重視する」と考えています。●分散投資*事業内容を詳しく調べて絞込むというより、指標的に割安な株を分散して保有することでリスクヘッジしています。●小型株投資*和平氏自身、中堅企業を育ててきた経験から、大企業ではなく、中小型に投資するスタイルをとっています。●配当重視*和平さんは、“旦那道”を唱えており、経営に口を出しません。しかし、株主(スポンサー)としてお金を出している以上、事業の成果をちゃんと株主に還元する会社に投資をしています。ちなみに、配当を頂いたら、かならず自筆で感謝の手紙を送るそうです。●事業内容はばらばら*投資先の事業内容はさまざまです。これは、事業(P/L)よりも財務(B/S)を評価するという点にも見て取れます。さて、いわゆるバリュー投資(割安株投資)のパターンは、大体、以下に分かれます。------------------------------------------------------------------------------- 集中型 分散型 B/S(財務)重視 ハゲタカ グレアムP/L(事業)重視 バフェット ベンチャーキャピタル-------------------------------------------------------------------------------竹田氏のバランスシート重視の分散型というのは、この場合、グレアム型の投資にきわめて近く、ゆったりと構えた資産家の投資スタイルといえます。いずれにせよ、私は、確固たる投資スタイルを持つということがもっとも大切だと考えています。そのためにもまずは適切な投資知識を、効率的に仕入れるようにしたいですね。●竹田和平さんの全保有銘柄と、バリュエーションマトリクス2.0による評価は、会員限定コンテンツとしてご覧いただけます。参考までにどうぞ。↓【会員専用 ダウンロードページ】※ログイン後、クリックしてください。http://www.shares.ne.jp/c/modules/wmpdownloads/●会員登録・バリューマトリクスに興味のある方は、こちらをご覧ください。↓【バリューマトリクス2.0 シェアーズ会員】http://dp00003180.shop-pro.jp/?pid=2144207●粉飾決算にだまされるな!「決算書深読み術」セミナー ↓http://dp00003180.shop-pro.jp/?pid=4680486今回はあの投資家さんも参加されます!