『カラーリーフ』
図書館で『カラーリーフ』という本を手にしたが・・・
彩りの葉っぱ大好きという大使のツボがうずくわけです。
【カラーリーフ】
中野嘉明著、農山漁村文化協会、2013年刊
<「BOOK」データベース>より
カラーリーフガーデンとは、鮮やかな乳白色や黄色、赤紫、銀青色など、多彩な葉色の樹木や多年草が、さわやかなカラーハーモニーを奏でる庭。最近では世界各国からカラーリーフの樹木や多年草が次つぎと導入され、入手も容易になっている。本書では、現在入手しやすいカラーリーフプランツ421種の選び方や、カラーハーモニーを奏でるデザイン法をご紹介した。
<読む前の大使寸評>
カラー写真の多いこの本は、彩りの葉っぱ大好きという大使のツボがうずくのです。
rakutenカラーリーフ
|
この本の冒頭にカラーリーフプランツの説明やその魅力が載っています。
p6~7
<カラーリーフプランツが奏でる魅惑的なカラーハーモニー>
樹木や草花など植物の葉の色は、多くは緑色をしていますが、なかには秋でもないのに全面が黄色や赤紫色、銀青色などに美しく色づくものや、緑葉の一部が白色やクリーム色、ピンク色などになる、いわゆる「斑入り」のものがあります。
本書では、これらの樹木や草花を合わせて「カラーリーフプランツ」と称し、これらを部分的に用いたり、カラーリーフプランツを主体に組み合わせてカラーハーモニーを鑑賞する庭園を「カラーリーフガーデン」と呼びます。なお、下草に用いる草花は一度植えると長年にわたり楽しめる多年草のみ取り上げています。
<美しさを追い求めて作出されたカラーリーフプランツ>
グレース
これらのカラーリーフプランツは、自然状態で生まれた変種や品種もありますが、多くは人が美しさを追い求めて交雑したり選抜したりして生まれた園芸品種です。そのため、カラーリーフプランツの色彩は、種類ごとに実に変化に富んでいます。
たとえば、6月頃に開花して煙のようなピンク色の花穂をつけるスモークツリーのカラーリーフには、新葉は透明感のある赤紫色で、夏になると緑色を帯びたブロンズ色になり、秋にはオレンジ色から紅色に紅葉するグレースや、ゴールデン・スピリット、ロイヤル・パープルなど、それぞれに色彩が異なる園芸品種があります。
<種類や組み合わせで異なるカラーハーモニー>
カラーリーフプランツは、その選び方や組み合わせ方により、いろいろなイメージを演出します。
たとえば、秋の黄葉や紅葉のような美しい自然をイメージして、黄色系や赤色系のカラーリーフプランツを組み合わせれば、春から秋まで美しい黄葉、紅葉の感動的な景色をもたらしてくれます。また、静かな高原をイメージして、白色系や銀青色系を組み合わせると、清涼感のあるカラーハーモニーになります。
|
我が家の庭作りのコンセプトといえば・・・・
自然風な落葉広葉樹をメインにして、できるだけ彩り豊かな(国内原産の)樹を植えるということでした。
ところが、ある日、大公妃が外来種のスモークツリーを勝手に1本植えてしまったのです。
…でも、今では見慣れたせいか、そのわりと強烈な彩りが気に入っているわけです。
我が家のシンボルツリーは玄関脇のケヤキなんですが・・・
その他の樹木、草花は以下のとおりです。春秋の彩りを考慮したつもりなんです。
<高木>
・カツラ
・モチノキ
・棒ガシ
<中木>
・モッコク
・ヤマボウシ
・ハナミズキ
・ノムラモミジ
・カイヅカイブキ(列植え)
・カイドウ
・ハナズオウ
・スモークツリー
<低木>
・ドウダンツツジ
・ナツハゼ
・バイカウツギ
・ゴールデンモップ
・シシガシラ(列植え)
・サツキ(クマノ)(密植)
・キャラボク(密植)
・カクテル(バラの木を一本だけアクセントに)
・シロヤマブキ
・トサミヅキ
・ジンチョウゲ
・タマツゲ
・アジサイ類
・ハイビャクシン
<下草>
・ギボウシ
・シロタエギク
・トリアングラリス
・ムラサキゴテン
・セイヨウジュウニヒトエ
・ホトトギス
・シャガ
・ツワブキ
・アイビー(北側の柵に全面)
なお、惜しくもシャラノキとエゴノキは枯れてしまいました。