図書館大好き133
今回借りた6冊です。だいたい支離滅裂に借りているけど、今回の傾向は、強いていえば「予約本」でしょうか♪<市立図書館>・百代の過客・最終定理・政と源・バブルの死角<大学図書館>・人口減少時代の住宅政策・染色の挑戦 芹沢ケイ介図書館で手当たり次第で本を探すのがわりと楽しいが・・・これが、図書館での正しい探し方ではないかと思ったりする(笑)************************************************************【百代の過客】ドナルド・キーン著、講談社、2011年刊<「BOOK」データベース>より日本人にとって日記とはなにか。平安時代の『入唐求法巡礼行記』『土佐日記』から江戸時代の『野ざらし紀行』『笈の小文』『奥の細道』まで、八十編におよぶ日記文学作品の精緻な読解を通し、千年におよぶ日本人像を活写。日本文学の系譜が日記文学にあることを看破し、その独自性と豊かさを探究した、日本文化論・日本文学史研究に屹立する不朽の名著。読売文学賞・日本文学大賞受賞作。 <読む前の大使寸評>晴れて日本人となったキーンさんの労作を見てみましょう♪<図書館予約:(1/19予約、1/26受取)>Amazon百代の過客百代の過客byドングリ【最終定理】アーサー・C・クラーク×フレデリク・ポール著、早川書房 、2013年刊<「BOOK」データベース>よりコロンボの大学に通う青年、ランジット・スーブラマニアンの熱烈な興味の対象は数学だった。なかでも夢中だったのはフェルマーの最終定理で、彼はその新たなる証明方法を日々追究していた。いっぽう宇宙の彼方では、超知性をもつ異星人たちが強力な破壊兵器を生み出す人類を憂い、地球へと艦隊を発進させていた…。巨匠アーサー・C.クラークが、フレデリック・ポールとともに自身の愛するものすべてを詰め込んだ遺作。<読む前の大使寸評>巨匠クラークの最後の長篇ということで、気になるわけです。<図書館予約:(1/23予約、1/28受取)>rakuten最終定理最終定理byドングリ【政と源】三浦しをん著、集英社、2013年刊<「BOOK」データベース>より東京都墨田区Y町。つまみ簪職人・源二郎の弟子である徹平(元ヤン)の様子がおかしい。どうやら、昔の不良仲間に強請られたためらしい。それを知った源二郎は、幼なじみの国政とともにひと肌脱ぐことにするがー。弟子の徹平と賑やかに暮らす源。妻子と別居しひとり寂しく暮らす国政。ソリが合わないはずなのに、なぜか良いコンビ。そんなふたりが巻き起こす、ハチャメチャで痛快だけど、どこか心温まる人情譚!<読む前の大使寸評>三浦しをんの小説を、『神去なあなあ日常』に次いで読むわけだが・・・どんなかな♪rakuten政と源【バブルの死角】岩本沙弓著、集英社、2013年刊<「BOOK」データベース>より消費税・新会計基準・為替介入・量的緩和の陰で国富は奪われ国益が損なわれる。消費税も新会計基準も表の顔と違う側面がある。為替介入でも国富はアメリカに流出していく。日本国民が必死に働いて生み出してきた富を掠めとっていく裏の仕掛けとはなにか。1%のグローバル強者に対抗して、99%の我々が知的武装をするための必読書。【目次】第1章 消費税というカラクリ/第2章 税制の裏に見え隠れするアメリカ/第3章 時価会計導入で消えた賃金/第4章 失われた雇用と分配を求めて/第5章 為替介入で流出した国富/第6章 バブルの死角<読む前の大使寸評>追って記入rakutenバブルの死角【人口減少時代の住宅政策】山口幹幸, 川崎直宏著、鹿島出版会、2015年刊<商品説明>より人口減少、少子高齢化、環境問題、災害対策ーー、未曽有の課題に直面する日本社会で住宅政策はいかに機能するか。社会の写し鏡としての住宅政策を戦後70年の軌跡から読み解き、成熟社会に向けた展望を開く。■第1部 住宅政策が変えたもの(戦後70年のエポック)萌芽期(戦前~1964)/高度経済成長期(1965~1974)/政策模索期(1975~1984)/バブル期(1985~1994)/政策転換期(1995~2004)/低成長期(2005~)■第2部 人口減少時代の論点住宅政策と10の論点日本の住宅政策について/人口減少・少子高齢化社会/住宅の公共投資(社会資本整備)/都市居住と郊外居住/環境・エネルギー・防災問題と住宅/建築技術・生産・住宅計画 <読む前の大使寸評>少子高齢化時代の昨今、現状の建売住宅、マンション、公営団地の行末、再生などが気になるわけで・・・・目下のところ「空家の処分、延命、再生」が、大使のミニブームとなっているのです。rakuten人口減少時代の住宅政策人口減少時代の住宅政策byドングリ【染色の挑戦 芹沢ケイ介】芹沢ケイ介美術館(静岡市立), 東北福祉大学芹沢ケイ介美術工芸館編、平凡社、2011年刊<「BOOK」データベース>よりムックにつきデータなし<読む前の大使寸評>とにかく、そのデザイン、色彩にしびれる大使である。藍染めの伝統工芸にも繋がる芹沢さんを多角的に紹介したムックのようです。rakuten染色の挑戦 芹沢ケイ介『染織の挑戦、芹沢ケイ介』byドングリ*************************************************************とまあ・・・・抜き打ちのように、関心の切り口を残しておくことも自分史的には有意義ではないかと思ったわけです。図書館大好き132