|
テーマ:戦略のあれこれ(498)
カテゴリ:戦略
サウジ石油施設 海上警戒 米英軍など
ペルシャ湾に展開する米英などの連合軍は、国際テロ組織アルカーイダによるサウジアラビア石油施設に対する攻撃を警戒し、海上警備を強化している。サウジ内務省報道官が27日、明らかにしたもので、ロイター通信によると、駐バーレーンの米海軍中央司令部報道官も「連合軍は慎重な予防的措置をとっている」と語った。 アルカーイダは先月、サウジの石油施設への攻撃を予告しており、海上警備はサウジ最大の海上石油積み出し施設を兼ねるラス・タンヌーラ製油所などが対象となっているもようだ。(カイロ 村上大介) (産経新聞) - 10月29日8時1分更新 ☆これは実際に危険が迫っている。 というのは、支援する資金力のある団体が存在し、テロの計画がすすんでいるということ。 犯人は? シャーロック・ホームズ的な記号論で読み解けばよい。 ◇テロが起きて原油価格が急騰したら莫大な利益を得ること ◇英米と対立し、サウジアラビアの失墜を企てている ◇不安定な国際情勢をつくりだすことで、アメリカの外交を停止させたい 非常に簡単だが、国家が関与するとは思われない。 証拠がのこるからな。 国家が関与した証拠をのこさずに、政権が国際的な事件に関与することは欧米では当たり前のこと。 北朝鮮のように、危険なゲームをやりたいらしい。 実際に、ここ一週間でサウジ国内で大きなテロ計画が発覚したら、ブッシュ大統領と共和党は中間選挙に勝利するだろう。 阻止できればいいが、ここで大失敗したら、アメリカ軍が国防長官と大統領に離反する可能性もある。 いずれにしてもサウジアラビアにテロの矛先が向かう結果は、サウジ王室のアメリカ依存を深める結果になるわけ。 かくも国際情勢は複雑怪奇なものなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 30, 2006 03:37:55 AM
[戦略] カテゴリの最新記事
|
|