イタリアのフードジャーナリズム誌、Gambero Rosso（ガンベロ・ロッソ）２月号です。日本では質の高いエキストラバージンオイルが注目を浴び始めていますが、世界的生産地であるイタリアでも話題のテーマです。
イタリア人にとってオリーブオイルは、私達にとってのサラダオイルのようなもの。歴史は古代ローマ時代までさかのぼり、日常生活には欠かせません。家族代々オリーブ農園を所有する家族もあり、家族のため、そしてお隣さんのために作ってきたのです。


アウグスト・スパニオーリ（ラツィオ州）古代ローマ時代に植えられたオリーブの大木

そんななか、高品質のオリーブオイルを作ろうと頑張る農園が増えてきました。Gambero Rosso誌のタイトル、「ただのエキストラバージンオイルでいいの？」は、その傾向をあらわにしています。生産者にはやる気いっぱいの若者が多く、アイディア交換をしたり、直接話しに行くのが毎回楽しみ。これからも追ってゆきたい、興味深いテーマです。
また今号には、「オリーブオイルと日本食」という、イタリア在住日本人シェフの興味深い記事もありました。ほんとうに、日本文化とイタリア文化はには様々な融合点があるのです。これからもレシピだったり、そんな色んなアイディアを書いていきたいと思います。
また私達が訪ねたイタリア中のオリーブ農園記もお楽しみに。


有機栽培エキストラバージンオリーブオイル　アウグスト・スパニォーリ　”D.O.P　サビーナ”