カテゴリ:電子工作
秋月 超小型 2 線式 LED デジタル電圧計(緑 M-08469) を 3 線式(別電源)化してみた。別電源化する事で下の画像の様に 0.00V から表示できる様になる。
改造はショットキーバリアダイオードを外し、そのカソード側(外側に向かう方)に別電源供給線(下の画像では黄色の線)を接続する。黒線は共通 GND, 赤線は電圧入力, 黄色線は別電源になる。別電源は元の仕様より DC3V ~ DC15V が使えると考えられる。手元では DC3V, DC5V, DC6V を給電して動作した。 改造した近辺の回路は次の様になる。上が改造前の回路図、下が改造後の回路図になる。 改造後の回路図に簡易に電圧計としての仕様を測定した結果を記入した。"0.00" 表示している状態で 別電源に 3.0V を与えた場合、9.4mA を消費した。InP は電圧入力端子、端子 GND 間は 186.8kΩ (ExtPower給電無し) だった。InP 端子は Source 方向のリークが有る。入力インピーダンス 11MΩ のテスタで 0.7mV の電圧が出ていた。電流レンジで InP - InN 間に流れる電流を測ると 20uA となった。InP がオープン状態の場合、表示は 0.00 にならない。 ほぼ満充電状態の eneloop 電池電圧を測ってみる。下の画像の左より、外部電源電圧は 3.057V, NiMH 電池電圧を M-08469 は 1.28V, Fluke 179 は 1.294V と測定した。ピンポイントの測定結果は仕様通りの確度となっている。 バイポーラトランジスタで受けているのかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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