ふるた技工所(てっこうしょ)

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2016/3/21 福島県 竜田-富岡 旅行の記録を書く。落ちていた物についてまとめて書く。フレコンバッグの様に「置かれていた」ものは別に書こうと思う。

以下の画像は竜田駅-富岡駅 の間を歩いているときに気づいた「落ちている物」だ。都会を歩いているときには、視界に入っていても気づかない物かもしれない。特異な物を気にしすぎて見つけたのか？と自問している。

【分度器】
下の画像の真ん中辺りに分度器が落ちている。分度器を使うのは小学生だと記憶している。
自分が見た楢葉北小学校は移転していた。この近所から通学をする生徒が居るのだろうか。車の通行は少なく、痛みが少ない？太陽光による劣化は進んでいない様に見える。いつからここに落ちているのだろうか。この分度器をそのままにしてしまった。拾い上げどこかの電柱に下げたとして、誰が気づくだろうか？そんな問いが頭を巡っていた。
地図: 〒979-0606 福島県双葉郡楢葉町上繁岡 県道244号線より分かれた道路

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【防塵マスク(フルフェイス)】
これを見たとき、発電所作業で使ったのを持ち出したのか？と気になった。周辺除染作業でも場所によってはフルフェイスマスクだったか。回収せず投棄しても、分からないものなのだろうか？ここを含めてそう遠くない場所では必須の防具なのか？
フレームにヒビかは入っている。投棄後にヒビが入ったのだろうか？まさか、ヒビが入ったまま使っていた、あるいは、使用中にヒビが入るほどの衝撃が有ったのか、しばらくして「不良」と判定されたからここに有るのだろうか？
地図: 福島県双葉郡 県道244号線

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【防塵マスク(使い捨て)】
除染作業で使われたものだろう。撮影画像一覧 で見ると周囲に高線量(0.60uSv/h 以上)を放射するフレコンバッグがある。周囲に比べ 2 ～ 3 倍の線量だ。
マスクはぺちゃんこのままだ。使ったならば、顔の形通りに膨らみが有るはず。まさか使わずに作業して捨てたのだろうか？使おうとして、落してそのままなのか。
地図: 福島県双葉郡 県道244号線

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【○格除染(本格除染) 看板の一部？】
除染作業は除染試験の後、本格除染に移った経緯がある。壊れて、字の一部が読めていない。恐らく「本格除染」だと思っている。
地図: 福島県双葉郡富岡町 国道6号線(陸前浜街道)

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【不明物(大人用使い捨ておむつ？)】
これが何なのか見当がついていない。国道 6 号線を南下しているときに見つけた。水分吸収ゲルの様に見える膨らみ、ギャザー(ヒレ)が付いていること、何となくピンク色。使い捨てオムツなのかなと思える。
この場所を歩いたのは 15:38 だ。この時間になっても 10 ～ 15 分くらいに 1 台程度は少なくとも 1F に向かう(から帰ってきた)と思われるバスが通る。何台かは JV ←→ 1F と書かれた板を車内から掲げて走行しているのが見えた。
地図: 〒979-1131 福島県双葉郡富岡町上郡山 国道6号線(陸前浜街道)

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作業員がバスの窓から投げ捨てたのだろうか？廃炉作業で着る防護スーツは直ぐ脱ぐわけにも行かず、トイレに難儀すると聞いている。オムツをはき長時間作業を可能にしていると聞いたことがある。現場の実態を語る落し物ということか。

【特定廃棄物運搬車 掲示用札？】
車体に貼り付けていた札が取れたか、ダッシュボードに置いて掲げていたのか飛んでしまったか。「特定廃棄物」は「瓦礫」だ。「特定廃棄物」で有るためには「低線量」である必要が有る。札が飛んでいってしまって、積んでいた荷物は搬入できたのだろうか？
地図: 〒979-1131 福島県双葉郡富岡町上郡山 国道6号線(陸前浜街道)

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どれも手に取ることはなく画像だけ撮って、その場を去った。うかつに近づき過ぎだったかもしれない。バルブの様な配管機材だったら、線量を調べてから近づくべきだったか。

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