カテゴリ:電子工作
秋月八潮店で買った FAITHFUL LINK カラーコード塗り間違え 金属皮膜 10Ω 1W 小型抵抗器 MFU100F10RB を測ってみる。
![]() SANWA PC510a の調子を確認する目的もある。低抵抗なので 4 線式測定が理想だ。PC510a には相対値測定機能(バーグラフ左端上にΔマークが点く)が有り、テストリード接触抵抗諸々の抵抗値を差し引いて測れる便利な機能も試してみたかった。 塗り間違えなので中身は 10.0Ω±1% の抵抗器のはず。カラーコード塗装を袋の外から撮影してみる。 ![]() SANWA PC510a で測ると 9.90Ω~10.10Ω の 間に入っているのが理想だ。測定器には確度が有って真値は分からない。測った結果が確度の範囲かつ ±0.10Ω の範囲になるはずだ。微少な区間で確度の偏りが大きく変わらないと仮定している。 測って、ふるい分け。下の画像に写る集計計算は途中で間違っている。正しい計算と数え直しをしてみて 100本入りの袋に 101本 入っていた。 ![]() 秋月で売っている 1/6W カーボン抵抗は 100 本入り袋に 99 ~ 101 本入っていることがあると書かれている。金属被膜抵抗の袋も 100 本入り袋に 101 本入ることがある? 抵抗値分布をグラブにしてみる。9.90 Ω ~ 10.11 Ωの範囲に分布した。最多頻度は 9.99Ω と 10.00Ω になった。 ![]() 最多頻度の抵抗値は妥当だろう。抵抗値が低い方へ寄っている? 1% より高精度な抵抗を選別して抜き取った後とか、複数のラインから出た部品を混合するとか、色々とあり得るので正規分布をしていなくても、驚くことは無いのかも。 気にするべきは分布が広いことかもしれない。1% の範囲を少しはみ出している。10.11Ωを四捨五入すれば 10.1 Ωと言うことで、「範囲内」扱いか。 おまけの 1 個は ±1% にギリギリて入る部品? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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