カテゴリ:ソフト開発日誌
LabTool(秋月にリンク)の波形発生機能に offset を加算する機能を実装する。振幅の方も汎用性を持たせるために signed に拡張した。これて、Firmware の互換性は無くなった。GitHub に置いた Source Code は Host Application, Firmware とも再構築が必要だ。
UI の設定ウインドウ DC Offset を加える。Amplitude に符号を指定できるように拡張した。 Offset V0, Amplitude A, 時間 t, 出力 Vout(t), DAC 入力範囲外をクリップする関数を Clip(), 波形関数を f(t) とすると次の様な式で出力する(はず)。 Vout(t)= Clip(V0 + A * f(t)) 出力電圧が AOUT_0: High: -0.28V, Low: -0.21V くらいズレている。ノイズ込みでオシロの MEAS 機能で測っているからなぁ... 周波数も 1kHz を示さない。合わせ込みが必要かもしれない。 Sine 波も試してみる。AOUT_1 側は振幅、オフセットの設定でクリップするか見ている。クリップ処理は Firmware の計算で行っている。 出力電圧のずれ方が、三角波で見たときと違う。AOUT_0 の方はズレの方向が上に凸ピークと下に凸ピークで符号が違う、-60mV と + 28mV 位か。DAC の分解能より大きい。AOUT_1 のクリップの様子も要注意かも、クリップは DAC の code 範囲で行っている。出力 opamp TLV272 の仕様で制限されているのか、見極めかな。Rail to Rail なんだけどな。 DC 出力(Application, Firmware とも Level と表現)機能も使えるようにしたので、精度の良さげなテスタで測定かな。ベンチトップのマルチメーターは持ってない。 オシロの MEAS 機能で測った電圧値はノイズ込みだ。オシロの ADC は 8bit 分解能なのも要注意だ。サンプル数は 20Msample、十分に分解能は補っているかなぁ。 LabTool の波形測定機能の Calibration は DAC 出力機能を使っている。DAC 側の出力が単純な線形補間と離散化で表現しきれないかも。 ん? LabTool の出力を測定しているオシロで十分ではないか? LabTool が気軽に使えるオシロになればなぁ。出力を測定したオシロには波形発生機能無いし... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.03.09 16:33:33
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