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僕は天邪鬼だから、小学校や中学校で読書感想文を提出せよ
といわれても、決して通りいっぺんのことは書かなかった。 どちらかというと、感想を書くよりも、このさきこの物語は こうなる、というのを創造して書いていたように思う。その方が 楽であるし、分量も稼げるのだ。当時は「3枚半」が一つの目安 とされることが多かったように思う。「3枚半」というのは 普通に考えれば「3枚」書いてさらにもう半分ということだが、 そんなには書けないと「3枚目の半分まで書きました」と言い訳して ごり押しで提出した。 じゃあ、「3枚半」で「電車男」の感想を書けといわれれば、 どうすればいいのだろう。やはり今後の展開を書くべきだろうか。 「電車男」は小説版と映画版、両方を観た方はご存知だと思うが 電車男とエルメスが結ばれた後日談に重きが置かれている。 少なくとも僕はそう捉えている。電車男とエルメスが、 出会ったときのことや、エルメスの友達と対面したときの 心理状況など、そのあたりの内情を知れば知るほど、背中の 痒みが取れる思いがするのは僕だけだろうか。 この映画版の「電車男」にはものすごい後日談があるような 気がする。最後の方に、車内で定期券を拾った電車男が 隣で眠る幼稚園児の太ももに定期券を置く場面があった。 そしてその幼稚園児の隣にはエルメスが座っていたが あれはどういう意味なのだろうか。このシーンは時間軸としては 電車とエルメスが結ばれる前であるので、幼稚園児が エルメスと電車の子どもである可能性はない。 そしてそんなシチュエーションは小説にもない。 与えられた情況から推測するに、「エルメスには隠し子がいた」 ということになるのだが、真相やいかに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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