ゲストハウスの屋上で日の出を見たが
薄い靄がかかっていて綺麗な日の出にはならなかった。
盆地に位置するカトマンズやパタンの朝はいつもそうだ。
パタンのレストランやお土産物屋は開店時間が遅い。
しかし現地の人達を相手にした食べ物屋さんは
早朝まだ太陽が低いうちから営業している。
そんな中を当てもなくぶらぶら歩くのは楽しい。
裏通りの安食堂に入ってチャイと一口揚げパンを注文する。
カフェでは一杯150ルピーするチャイもここでは20ルピー。
小さな揚げパンは1個4ルピー(4円)と安い。
店の中では相席だ。
おじさんがネパール語で話し掛けてくる。
何言ってるのか分からないので「マ・ジャパニ・フゥム」と言うと
ゼスチャーで「ネパール人の顔だ」と言われる。
最初から「日本人か?」と言われたのは今回1回だけだった。
裏通りでは肉を捌いている。
ヤギの頭や足が転がっている店もある。
こちらの甘いパンは3個で100ルピー。
ゲストハウスの屋上に持って帰って一服しながら食べる。
屋上に置いてあるネパールの卓上カレンダー。
ちなみにネパールは日曜日ではなく土曜日が休日。
そういえばデパートでアジア雑貨屋をやってた時は
ネパールの神様カレンダーめちゃくちゃ売れたなあ。
ゲストハウスに一番近い裏通りの四つ角に祠があって
この祠は夜明けも夕暮れ時も多くの人がロウソクを持って
列を作ってお祈りをしていたが何の神様なんだろう?
ロウソクっていうか、こんな感じのやつ。10ルピー。
しかしネパールはヤバいね。
今が西暦何年とか、ネパールに来てどれぐらい経つとか
帰りの飛行機のこととか分からなくなる。
というかそんなことを考えることもなくなる。