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カテゴリ:社会
NHKニュースを見ると、最近天皇の病状やらのニュースにあまりに時間を割いているのが不愉快だ。誤解なきように記しておくと、同情はしてる。人が病気になるのは悲しいし気の毒だし快復して欲しいとは思う。 だが、そのニュースもあまりに過剰にしつこく繰り返し見せられると、ウンザリする。もっと大事なニュースが山ほどあるにも関わらず、あそこまで押し付けがましくやられては、同情よりも反感が上まってしまう。 特にその病人が天皇であるからなおさらだ。それは、昭和天皇の時のあの悪夢を思い出してしまうからだ。毎朝毎晩毎昼、繰り返し繰り返し壊れたレコードのように「今朝の陛下の下血量は」とやられたあの病的なまでのアレだ。あれは参った。そして死後の自粛ブーム。商店が閉店し、イベントごとが中止して、こんな社会は異常だと思った。今で言うと北朝鮮そのものだ。 それが例えば、みんなで選んだ大臣とかだったら分かる。国を動かしてるわけだから当然だ。あるいは大きな功績のある人、社会に大きな影響を与えた人も関心が高いだろう。だが、国の象徴にすぎない天皇にはここまでするのはおかしい。現代日本で今どきそんな、何か身分差別がある国であるかのように特別扱いされても。ねえ。 こんなにあれこれ報道すべきニュースがあるんだから、優先順位をもっと冷静に付けるべきだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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