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2015年08月14日
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小説「どん底塾の3人」008ブレーンストーミング
やま山本藤光・世界一ワクワクする営業の本です.jpg
「これからブレーンストーミングを実施する。テーマは『手軽にできる定食屋どん底再生プラン』だ。やり方を知っているか?」
「参加者が自由にアイデアを出し合う方法です。とにかくなんでもいいからアイデアを提出する。参加者はそのアイデアを否定してはならない。これがブレーンストーミングのきまりです」
 加納百合子がきっぱりと答えた。大河内雄太もうなずく。海老原浩二だけが首を横に振った。
「名前は聞いたことがありますが、やったことはありません」
「きめごとは、加納の説明の通りだ。おれが書記をするから、自由にアイデアを出してみてくれ」

「ではわたしから。店が殺風景なので、観葉植物をおく」
 加納が答えて、大河内の方を振り向く。ホワイトボードに「観葉植物」と書いてから、亀さんが注意をした。
「順番に答えてはいけない。アイデアが浮かんだら、だれでもいいから積極的に発言すること」
「定食の回数券を発行する」と海老原。「メニューを写真入りにする」と加納。「スタンプを発行する」と海老原。「店の照明をもっと明るくする」と大河内も参入した。

 ホワイトボードに、たくさんのアイデアが並んだ。
「よし、いいだろう。頭の体操は、このくらいにしよう。店の定休日に合わせて、『どん底塾』の開講は毎週水曜日午後6時から2時間としたい。ただし第4水曜日は、丸1日の実践研修とする。だから、有給休暇をとってもらいたい。期間は4か月間。なにがはじまるか、楽しみにしておけ」

 12時ちょっと前に帰宅した加納百合子は、娘の寝顔を見てから日記帳を開いた。

※加納百合子の日記
 昨日の定食屋「どん底」へ行ってきた。参加者は、わたしを含めて3名。リストラ要員になってから、ずっと荒れた生活が続いていた。そんなときだっただけに、ありがたい呼びかけだった。
 定食屋の主人・亀さんが、わたしたちを鍛え直してくれるという。毎週1回、「どん底塾」が開講される。なんだか知らないうちに参加がきまっていた。亀さんは脱サラをして、定食屋の経営に乗り出した。店は儲かっているようには思えない。
「どん底塾」にはあまり期待はしていないけど、少しは刺激にはなると思う。

※ダントツ営業の知恵
 深刻に考え続けない。とにかく思いついたことを書き出す。大切な習慣だ。

※どん底塾の補講
・売れる営業マンの共通項
 感性豊かであること。感性とは、共感性のことだと断言してもよい。2人が会話をしている。Aさんが語り、Bさんが傾聴している。この状態はAさんが「アウトプット」をし、Bさんは「インプット」している。
 BさんがAさんの「アウトプット」を受けて、感情豊かにコメントをする。つまり、「インプット」を「アウトプット」に変換しているのだ。これが「感性」の世界。
 本を読む(インプット)。その感想を友人に語る(アウトプット)。この循環がなければ、知のレベルは上がらない。だから感性豊かな人は、知的なのである。






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最終更新日  2015年08月14日 05時39分35秒
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