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2015年09月13日
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■小説「どん底塾の3人」012:社外価値を高める
ああ・どん底塾の3人.jpg
◎あらすじ
配置転換、リストラ、倒産で転身せざるを得なくなった3人。つぶれそうな定食屋「どん底」で店主亀さんの熱烈指導を受ける。授業料はいらない。ただし定食屋「どん底」の再建に力を貸してもらいたい。あの「世界一ワクワクする営業の本です」を、新たなものがたりにリメイクしました。(山本藤光)
◎第012話
 自分を磨き、社外価値を高める。亀さんは、さっきそういった。大河内はノートの右ページに、「社外価値とは何か?」と書いてから質問した。
「社外価値を高める必要性が、理解できません」
「転職を体験したおまえでもわからないのなら、ほかの2人にはチンプンカンプンだろうな。では質問しよう。大河内はなぜ、会社が倒産したときに転職できた?」
「親しくしていた保険会社の支社長が、声をかけてくれました」
「その支社長はなぜ、おまえに声をかけた?」
「会社が倒産したのを知って、かわいそうだと声をかけてくれたのだと思います」
「おまえはいま、その支社長のところにいるんだよな。ぜんぜん売れない営業マンを入れると、だれが迷惑する?」
「支社長や所長です」
「だろう。じゃあ、おまえが支社長の立場だったら、ダメ営業マンに声をかけるか?」
「かけません」
「支社長の見る目が正しかったかどうかは別として、支社長はおまえの営業の腕を評価していたんだよ。それが、社外価値というもんだ」

「もうひとつ質問しよう。大河内の社内価値って、なんだ?」
「たくさんの契約を取る、営業マンであることです」
「おまえはライバルの生保会社から、引き抜きの話をもちかけられたことがあるか?」
「ありません」
「いまのおまえには、営業マンとしての社外価値がない。だから、どこからも声がかからないんだ。優秀なやつには、必ず社外から声がかかる。つまりだ、生命保険の営業マンとしては、社内でも価値が希薄だということになる。
 リストラされたどこかのお偉いさんがハローワークで、部長ならできますといったという笑い話がある。ずれているんだよな、世間の常識から。おまえもこの部長さんも、終身雇用の亡霊にとりつかれている。自分を、より高く評価してくれる会社に移るのは、世界の常識なんだよ。もうすぐ、日本もそうなるさ」
   
「では、『どん底塾』について説明しよう。おまえたちには、この店の経営に参画してもらう。経営っていったって、たかが定食屋だ。それも、つぶれそうだときている。おまえたちには、店の再建を手伝ってもらう。その仕事を通じて、現在の仕事を見つめ直してもらいたい。
 経営マインドを身につけた、営業マンは強くなる。『どん底塾』は、4か月の期間限定で開講する。おれの目標は、おまえたちをその間に、トップの営業マンに育て上げることだ。どうだ? なってみたいか? おれを信じてついてくれば、絶対にそうなる」
 トップの営業マンになりたい。所長の顔を思い出しながら、海老原浩二は亀さんにかけてみようと思う。大河内雄太も、思いは同じだった。どん底から、はい上がるきっかけにしたいと思う。

※加納百合子の日記
 今日ほど「プロフェショナル」という言葉を意識したことはない。わたしは、人事部のプロフェショナルではなかった。だから、社外価値は皆無。自分自身を磨き鍛えろ、と亀さんはいう。でもそれが具体的にどうすることなのか、教えてくれない。
 しばらくは「どん底塾」で、自分自身のあり方を模索することにしたい。

※ダントツ営業の知恵
 自分自身を鍛えるためのメニューを探そう。見つけたら、意図的にそれを実践しよう。






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最終更新日  2015年09月13日 06時00分48秒
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