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知だらけ084:遠い将来への夢・起業する(1)
本日から「起業」について書いてみることにしました。私は今から10数年前に、56歳で34年間の企業人生活にピリオドを打っています。きっかけは、突然の会社の合併でした。
私が勤めていたスイスのロシュ社が、中外製薬を傘下にいれました。そのあおりで、日本でも日本ロシュと中外製薬が合併し、存続会社名は中外製薬となったのです。その時点で、私は瞬時に退職を決めました。早期退職制度に便乗して、上乗せされた退職金を起業への運転資金にすることにしたのです。
日本ロシュへ入社したとき、私はすでにさらなる将来のことを考えていました。頭のなかには、いくつかの未来像がありました。 ――小説家になる。 大学時代からずっと、小説を書きつづけていました。いくつかの小説は、雑誌(白門文学や中央評論など)に発表していました。文芸誌の新人賞にも応募し、いつも最終選考まで残っていました。しかし芽がでませんでした。
――企業人として実力をつけて、会社の経営に携わる。 こちらのコースは、常にワンランク上のポジションを意識していました。ところが入社して配属されたのが、総務部購買課だったことで出鼻からつまずいてしまいました。この職種では実力を評価されない。そんな思いがありましたので、自己申告のたびに営業職への転職を希望しました。
結局、前記の理由で、独立起業の道を歩むことになりました。やることはきまっていました。リーダー向け部下指導の研修です。株式会社コラボプランを立ち上げました。現在は若いメンバーが、会社を継承してくれています。私は資本参加していませんので、若い人のまったく新たな会社としてよみがえったのです。(明日へつづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月20日 03時56分14秒
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