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2018年02月08日
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カテゴリ:知だらけの学習塾

知だらけ103:失敗

 

人間力のある人には意欲がある

意欲のある人には夢がある

夢のある人には目標がある

目標のある人には努力がある

努力のある人には失敗がある

失敗のある人には反省がある

反省のある人には経験がある

経験のある人には智恵がある

智恵のある人には人間力がある

 

「失敗」についての私の認識は、優れた人ほど失敗の経験が豊富であるということに尽きます。つまり失敗から学び、それを次なるステップへと応用しているわけです。失敗はマイナスのイメージを帯びた言葉ですが、私はどんどん失敗を重ねなさいといっています。

 

 営業リーダー時代に、驚いた経験があります。平均的なMR(営業マン)と同行したのですが、彼の活動は失敗とは無縁のものでした。訪問目的が、顔つなぎや定期訪問ばかりだったのです。これでは面談後に、絶対に〇も×もつけられません。いわゆる△活動しかしていなかったのです。面談前に成果を思い描く活動をしていないために、面談後に〇も×もつけられないのです。その部下は失敗を恐れていました。

 

別の日に優秀な部下と同行をしました。顧客へと向かう車中で、彼は明確に訪問の目的を語ってくれました。「今日は医局説明会の依頼をします」「新規処方をしてもらいます」などと、必ず何ををゲットするのかを明確にしていました。それゆえ彼は面談後に、「やりました」「次回に再チャレンジです」などと、〇と×で成果の検証が可能だったのです。

 

「失敗を恐れずに挑戦してごらん」。いつも部下たちに、そう伝え続けていました。私のいう挑戦とは顧客の逆鱗(げきりん)に触れて、出入り禁止になるような類のものではありません。現状を打開するために一歩踏み出しなさい、程度のことをいっています。△活動ばかりを続けて、がんばっているつもりになっている部下は、たくさんいました。失敗体験は、立派な「暗黙知」となります。

 

 最後に「失敗学」の権威の言葉を引いておきます。

――失敗の特性を理解し、不必要な失敗を繰り返さないとともに、失敗からその人を成長させる新たな知識を学ぼうというのが、「失敗学」の趣旨なのです。別のいい方をすれば、マイナスイメージがつきまとう失敗を忌み嫌わずに直視することで、失敗を新たな創造というプラス方向に転じさせて活用しようというのが、「失敗学」の目指すべき姿です。(畑村洋太郎『失敗学のすすめ』講談社文庫)

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最終更新日  2018年02月08日 02時28分29秒
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