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カテゴリ:妙に知(明日)の日記
220615:李琴峰のこと
■千葉日報のニュースです。――千葉県内で太陽光発電所から銅線ケーブルが盗まれる被害が多発している。銅の価格高騰を受けた転売目的の犯行とみられ、県警は今年、野田市や香取市など県北部を中心に数十件の被害を確認。無人の太陽光発電所は狙われやすいとして、警戒を強化している。――太陽光パネルをねらった窃盗は、これからも増えると思います。無人で監視カメラなし。■李琴峰(り・ことみ)は、1989年生まれの台湾出身の作家です。私は芥川賞受賞作『彼岸花が咲く島』(文藝春秋)で、存在を知りました。本書はまだ文庫化されていませんので、紹介を控えていました。ところが『ポラリスが降り注ぐ夜』(ちくま文庫)が、先に刊行されてしまいました。本当は文庫化された芥川賞受賞作を紹介したかったのですが。まずはできたての文庫を、読んでみることにします。■李琴峰のプロフィールをウィキペディアから紹介しておきます。――1989年生まれ。台湾出身。2017年、初めて日本語で書いた小説『独舞』(のち『独り舞』に改題)で第60回群像新人文学賞優秀作を受賞し、作家デビュー。同作は、通勤電車の中で浮かび上がった「死ぬ」という一語が創作のきっかけだったという。『独り舞』台湾版は自訳で刊行(2019年、聯合文學出版社)。 2018年10月1日、日本の永住権を取得した。2019年、『五つ数えれば三日月が』で芥川賞候補。同作は後に単行本化し、野間文芸新人賞候補となる。2021年、『ポラリスが降り注ぐ夜』で芸術選奨新人賞を受賞。同年、『彼岸花が咲く島』で第34回三島由紀夫賞候補、第165回芥川賞受賞。 山本藤光 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年06月15日 03時18分18秒
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