220625:丸山健二のこと
■中国は今月末のNATO会議に参加する日本、韓国などに向けて、次のような見出しの記事を中央日報に掲載しました。――韓日のNATO参加巡り…中国「アジア太平洋地域は北大西洋ではない」■笑ってしまうのは、記事の中味のほうです。引用しておきます。おまえがいうなっちゅうの。――「中国は国家間の発展関係は世界平和と安定に寄与するべきで、第三者を狙ったり第三者の利益を害してはいけないと一貫して考えてきた」■丸山健二の新作がならんでいるのを。久しくみていません。もう80歳に近い年齢です。ムリもないかもしれません。丸山健二は『夏の流れ』(講談社文芸文庫)を推薦作にしています。若いころは、丸山作品の追っかけをやっていました。今は少し寂しいですが、近いうちに未読作品を手にしたいと思っています。■丸山健二のプロフィールは次のとおりです。――1943年生まれ。第23回文学界新人賞を受賞した小説「夏の流れ」が、1967年の第56回芥川賞を受賞。その後1973年「雨のドラゴン」、1976年「火山の歌」がそれぞれ第9回、第12回谷崎潤一郎賞候補作、1987年「月に泣く」が第14回川端康成文学賞候補作となったが、本人曰く「芥川賞受賞の際の騒ぎが不快だった」ことを理由に賞はすべて辞退している。
山本藤光
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最終更新日
2022年06月25日 03時09分56秒
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