カテゴリ:公務員叱咤激励
日本年金機構からレターが届いた。日本年金機構とはどこだろうかなと一瞬戸惑ったが、あの悪名高い社会保険庁の看板を書き換えた組織である。消えた年金記録問題がクローズアップされて早くも4年が経った。当時の安倍内閣は1年後に全て解決させると大見得を切ったが、遅々として問題解決が進んでいないようだ。
私にも厚生年金加入記録に誤りが無いか確認して欲しい旨のレターだ。私は天職についていたので転職しなかった(転籍や出向があったが)故に記録洩れなどない。年金加入期間510ケ月の標準報酬月額が羅列されているが、照合すべきデーターなど手元にはなく、記憶を辿るにも空ろなので、記録に問題がある人の確認作業など大変だろうなぁ。 報酬記録を見ていると昭和40年代前半は毎年報酬が30%ぐらい伸びているのを再確認し、マイカーやカラーテレビやエアコンなどを購入した3C時代を思い出しましたがね。今の中国やインドと同じですなぁ。記録にミスがないので横道にそれてしまったが、問題をかかえる当事者は記録と記憶の挟間で大変苦労しているのだろう。 消えた年金問題が解決しないけれど、責任を取った内閣も、責任を取った官僚や公務員も見かけません。ただ、社会保険庁の看板を架け替えただけですわ。問題を抱えた人が彼の世の人になるのを待っているのかなぁ。ぐうたら、ぐうたら言う間に10年など直ぐに経ちますがね。余命いくばくもない年金受給者(特に男性)は見捨てられますかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月24日 15時19分50秒
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