マイントピア別子の銅山産業遺産
マイントピア別子は別子銅山最後の端出場採鉱本部の跡地に造られているので、近代化産業遺産が散在している。観光鉄道や観光坑道や砂金採りや温泉施設などがある。ここから東平地区(東洋のマチュピチュと云われている)への観光バスが走っているが、積雪や凍結で来月より二月末まで冬季通行止めとなる。写真上よりマイントピア別子全景、端出場発電所、第四通洞、坑内運搬車類、端出場貯鉱庫です。マイントピア別子全景明治45年完成。当時としては東洋一の落差(596m)を利用して発電が行われました。中には、ドイツのシーメンス社製発電機、フォイト社製のペルトン水車などが、当時の姿のまま残されています。 大正4年完成の長さ4600mもある坑道です。銅鉱石や機械等の運搬に、別子銅山の大動脈として、閉山まで重要な役割をはたしました。銅鉱石運搬や機械運搬などの坑内運搬車大正8年完成の鉱石を貯める施設です。貯鉱庫の上には、第四通洞からの軌道敷きが延び、鉱石運搬車が貯鉱庫の上から鉱石を落として鉱石を貯める仕組みになっていました。