カテゴリ:頚椎後縦靭帯骨化症
6年前の6月28日に頚椎後縦靭帯骨化症の前方除圧手術を受けた。7時間の手術だったが、症状が進んでいたのでダメージを受けていた神経と筋力の回復が見られないのが残念である。頚椎後縦靭帯骨化症は国指定難病のひとつなので、病因も治療法も判っていない。治療薬や注射もなく主治医から治らないと宣告されて、リバビリで筋力の退化を防ぐことしか出来ない。
そのリハビリを健康保険適用外と厚生省に改悪されて、仕方なく介護保険の適用を受けるデイケアセンターに週二回通っている。筋力が毎年衰えているので、寝たきりになるのは時間の問題であるが、一日でも遅らせたいのでリハビリに励んでいる。 健康保険も介護保険も、毎年のように個人負担が増えるように改定されているが、高齢者が増えているので仕方がないのでしょうな。余り高齢者を優遇して次世代の孫たちに負担を付回してもいけませんなぁ。団塊世代が高齢者の仲間入りをしてくるので、財政破綻の足音が近づいてきていますがね。 運命の手術当日の朝には覚悟を決め、次のような覚悟の心境を書き残して手術室へ向かった。写真左は手術後の頚椎の状況で、チタンが3個も頚椎に埋められている。頚椎に穴をあけて、内部の骨化した靭帯を取り除き神経の圧迫を軽減するのが目的の手術だった。写真右は手術前の状況です。 ☆覚悟の心境 首を切り再起を願う。 現代医学の進歩に感謝しつつ、主治医先生と執刀医先生に命預けます。 悪回転していた歯車が正回転に戻ります。 大師の加護をベースに精神力と免疫力を最大限発揮させて 主治医先生と執刀医先生の努力に答えねばならない。 手術から1年後に回復は無理であると自覚して、身体障害者の申請をしたら重度身体障害者に認定された。重度身体障害者には次のような税金などの軽減措置があるが、全て本人の申請によらなければならない。私の承知していないこともあるだろうが、公務員は積極的には教えてくれない。 ・所得税の身体障害者控除 ・国民健康保険の窓口負担免除 ・高速道路通行料半額割引 ・NHK受信料半額割引 ・自動車税免除(今年知って申請したばかり) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月28日 16時54分18秒
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