【スナップキッズ】2013年6月の与野公園のバラ園(アナログ銀塩プリント)【フィルムカメラ】
【スナップキッズ】2013年6月の与野公園のバラ園(アナログ銀塩プリント)【フィルムカメラ】この季節になると、埼玉県さいたま市中央区にある与野公園のバラ園に、多くのバラが咲きます。それに合わせて「ばらまつり」が行われるのですが、今年は中止になりました。その理由は、コロナウイルスのコロナウイルスの感染拡大により、来場者のの感染防止を最優先とするためです。そのため、与野公園のバラは、咲き始める前につぼみの段階で摘み取られてしまいました。その作業を行った造園業の男性は「つぼみを一つ残す作業をしたことはあるが、全部刈り取るのは初めて。残念以外の何物でもない」、「ばらまつりがなくても咲かせたかった」、「花は来年も咲きます。命の方が大事ですから」という思いで、それを行ったそうです。なので今年は、多くの人が与野公園のバラを楽しむことが出来ませんでした。仕方がありません。今回のブログ記事は、今年、与野公園のバラを見れなかった人のために、過去に撮った与野公園のバラ園の光景を載せます。撮影時期は、2013年6月頃です。使用カメラはコダックのレンズ付きフィルムのスナップキッズで、アナログ銀塩プリントでプリントしてもらった写真です。さて最近、フィルムカメラで撮るデジタルカメラ世代の若者が出てきているようです。ブログやSNS、またはYouTubeなどの動画サイトを見ると、それが分かります。デジタル世代だから、アナログであるフィルムの持つデジタルとは異なる点に魅力を感じているようです。彼らに共通している点は、フィルムで撮った写真をデジタル化しているところです。撮った写真はデジタルデータ化してもらう、プリントはしません、と言っている人もYouTubeの動画で語っている人もいます。それは個人の自由なのでいいのですが、ここまでフィルムカメラの魅力について語る動画まで作るのなら、フィルムしか出来ないことも試すのもいいのではないかと思ったりします。実は、デジタルカメラには出来なくて、フィルムカメラには出来ることがあるのです。それはアナログ銀塩プリントです。レンズ焼きとも呼ばれるもので、フィルムに直接光を当て、レンズを通して印画紙に焼き付けるプリントです。現在、ミニラボで行われるプリントである、ネガフィルムをスキャニングしてデジタルデータ化してプリントするという、デジタル銀塩プリントと呼ばれるものとは全く異なるプリントです(余談ですが、フィルムのデジタルデータ化サービスのデータは、この時にスキャンデータです)。ここにはデジタルの過程が全く無い、アナログでしか出来ないプリント方法です。アナログ銀塩プリントの特徴は、撮った写真の色を確実に再現できる点にあります。それはデジタルでは表現できない色もフィルムという媒体が読み込むためです。デジタルで表現できる色は1677万色と言われていますが(これだけでも凄い数字です)が、自然界の色は、それ以上存在し、それをアナログのフィルムは記録するので、それが出来るのです。このアナログ銀塩プリントについての動画を発見したので載せます。私は、このラボでプリントしてもらったことがありますが、このラボの方とメールでやり取りをした際に「デジタルでのプリントは、オペレータの腕にもよるが、大半はRGB値がおかしく仕上がっていて、それを見ると昔のフィルム写真を知っている人間として悲しく思う」というお返事をいただきました。フィルムで撮っているなら、フィルムしか出来ない、、撮った写真の色を確実に再現できるアナログ銀塩プリントを試してほしい、ようです。私もアナログ銀塩プリントした写真を見ると、デジタル化したフィルム写真に比べ、色合いなどが自然なので、この方が撮った人間としてはいいなって思います(私個人としては、フィルムで撮ってもデジタル化したら、それは35mmフルサイズのデジタルカメラと同じでは?って思ったりするのです)。自宅には多くのネガフィルムがありますので、今後、その中から好きなものは、このラボにお願いしてアナログ銀塩プリントしてもらおうと思っています。そうしたら、このブログに載せますので、見ていただけたら幸いです。まぁ〜趣味の世界なので、フィルムカメラで撮ったネガフィルムをデジタル化して楽しむのもありだと思います。その方がデジタル世代としては馴染みのある写りに仕上がるのかもしれません。デジタル世代には、あまりにもアナログな写りは違和感を持ってしまう、という人がいてもおかしくないと思うからです。フィルムのデジタルデータ化は、ブログにSNSに動画サイトに載せるのには楽ですので、いいと思うのです。だから、私はアナログ銀塩プリントを勧める気もありません。好きな方法でフィルムカメラを楽しむのがいいと思います。にほんブログ村▲良かったらクリックして下さい