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カテゴリ:犬
昨日、フェイスブックを見ていて、我が家のごくごく近所で収容されたという、ラブラドールちゃんの情報を知りました。
同じ町内というのもあり、知ってからは本当に気になってしまって…旦那にもしも収容期間がきて殺されてしまうなら…我が家でお預かりという形をとって飼い主さんを探すというのはどうかな?と打診してみました。 我が家は持ち家ではありますが、小さな家に1才、3才、5才の乳幼児、小型犬が1匹、保護猫が2匹という大所帯です。 なのでこれ以上は無理かも、と思うのと同時に…それでもまだあと1匹ぐらいならお預かりできるスペースと、気持ちのゆとりはあるかも?とも思えて…。 でも旦那が同じ気持ちでなかったなら…それは独りよがりなわけで…ドキドキビクビクしながらの相談でした。(もしも飼い主さんが見つけられなかった場合は我が子として一生面倒を見るという覚悟も必要だったので、それも踏まえたうえで旦那がどう答えるかな?と思ったりして心臓バクバクでした) 旦那は「預かったら飼い主さんが見つかっても(貴女の性格からすると)離れがたくなるんじゃない?」と心配なようでした。 …が、私もそこは大原則なので…飼い主さんが見つかったらちゃんとお別れします、と約束しました。 そうしたら旦那が「いつも保護してくださる方に寄付だけして丸投げじゃ、駄目だよね。たまには自分たちも命を助けるために行動を起こしたほうがいいよね」と言ってくれて…。 結局保健所に連絡をしてみたら、その子には既に里親希望の方がいらして…ホッと一安心でした。 どうやらその子は飼い主さんの持込みの子らしく…こんな風に新たな親御さん希望者さんが名乗りを上げてくれないと助からない子だったそうです。 役所の方から、「もしも希望者の方とやり取りをして…うまくいかなかった場合は自分たちもこの子の命を助けたいのでそちらにご連絡をさせてもらってもいいですか?」と言われ、連絡先を聞かれました。 殺処分が多いと言われている我が県で、職員さんがそういう対応をしてくださったことが、とても嬉しかったです。 (でも飼い主さんの持ち込みの子だったというのは、凄くショックでやるせない気持ちになりました) 我が家は上で書きましたように小さい子もおりますし、正直な話、保護犬をお迎えするにふさわしい環境とは言い難い家庭だと思います。 だからこそ…自分たちなりのルールというか…助け出せる子への線引きというか…そういうのを決めておかないと共倒れになってしまう可能性があるとも思っています。 本当は命の危機を知ってしまった全ての子に対して目を背けたりしたくはないけれど…でも…今うちにいる子ともども倒れてしまっては意味がないとも思っていて…。 自分が一番しなくてはいけないのは今預かっている命をとにかく守ることだとも思っています。 でも…それでも…また今回みたいに…例えば住んでいる地域と同じ町内で保護された子、とか…自分の目の前で死にそうになっている子なんかを見つけたなら…そのときはもう一度、今一歩を踏み出せる勇気を持ちたいな、と思っています。 蛇足なんですが…私、個人的には中型犬の雑種ちゃんが大好きです(それこそ子犬に限らず、中齢の子も、老犬もご縁があったら我が子に、と本気で考えるくらい大好きです)。 もちろん、純血種も…小型犬も大型犬も大好きですが、自分が生まれて初めてお迎えした子が雑種の中型犬だったから…思い入れがあるんだと思います。 今でも去年15歳で亡くなった愛犬ひまわりに似た白茶の中型犬を見かけると、心がザワザワッとします。 あー、この子、ひまちゃんに似ているな…と思ったら…その子のその後が気になって…幸せをつかめたと知ると飛び上がるほど嬉しくなります。 こういう偏った肩入れのしかたって我ながら駄目だなぁと思うんですが…白茶の子じゃなくても…時折痛烈に心を揺さぶる子がいたりするのもまた事実で。 保護活動も(私みたいな人間がやるとなると)ある種のエゴになっちゃうんだよね、と思ってしまうゆえんで、本当、お恥ずかしい限りです でも…自分なりの琴線(どこか曖昧な基準ではありますが)を大事にしつつ…何か少しでも動物たちの命を救う手助けがしていけたらいいな、と思っています。 ↑在りし日のひまわり(と父)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.19 01:19:20
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