着付け教室だったので、素材が不明な祖母の着物を持って行ってみました。ひょっとしたら絹かもって思っていたんですが、先生の見立てはポリエステル。なぁんだ。やっぱり高級なものはないみたいです。

ポリエステルなら家で洗えるかもって思ったら、裏地がよくわからないから、クリーニング屋さんに出した方がいいとのことでした。着るかどうかもわからないのですけど。

着付けはカルチャーセンターで習っているのですが、先生は装道という団体の所属です。道具をムリに買わされたりすることはないのですが、便利グッズはいろいろあって、持ってると便利。なので、ついついいろいろ買いそろえてしまいます。

一枚着ればいいだけの下着とか、それの襟に乗せるだけで縫わないでいい半襟とか…。安いものではなくてそれなりの値段はするのですが、その商品相応の値段で、買って使えば元は取れます。使えば…。

先生はお茶とお花の師範の資格もあるそうで、若い頃に和裁を習っていたので、自分で着物も仕立てられるそうです。今は自分では縫わないらしいのですが、昔は自分の着物は自分で縫っていたんだそう。だから、着物の寸法の直し方なんかも教えてもらえます。着付けだけじゃなくて、着物関連や全然関係ないことも含めて、いろんなお話をしてくれるので楽しいです。

装道のオリジナル商品らしいのですが、帯結びの道具があります。普通、振り袖を着るときは帯は人に結んでもらわないとできないのですが、この道具を使うとひとりでも着られます。変わり結びを先に作っておいて、それを背中に装着するだけなので簡単です。振り袖じゃなくても訪問着とかでちょっと変わり結びをしたいときなんかにも使えます。結び方のバリエーションをいろいろ習ったのですが、次の講習までに忘れてしまって、何度も同じことを教えてもらってます。

着物の着方もそんな調子で家で復習しないので一度習っても次に行くと忘れちゃってて、同じこと言われたり。でも先生はそれでいいって言ってくれてるので、ほんと、のんびりやってます。

やっと最近ちょっとはまともに着られるようになってきました。着物は慣れだそうなので、本当は普段からいっぱい着て外出すればいいのだけど、なかなかそういう機会もないし、面倒になってしまって洋服ばかりです。



夕方、帰ったら小太郎はもうゴハンちょうだいモード。おすわりして待っているのですが、よく見たら、ちゃっかりストーブの前であったまりつつおすわりしてます。ゴハン食べたらいつものカーペットと布団の間に戻って寝てしまいました。

最近、小太郎はいつ見ても耳が垂れています。ぬくぬく寝てばかりで、リラックスしすぎみたいです。そのくせお客さんが来ると、一人前に番犬します。うるさいですが、小太郎の仕事はそれくらいしかないので仕方ありません。たまには仕事させてあげないとね。