父が、二宮金次郎の腰かけ石を見に行くと言うので、小太郎を連れて出掛けました。ちょうど紅葉が見頃です。（今日の日記は二本立てです。こちらも見てね）

金次郎の腰かけ石（そんなものがあることを今日初めて知りました）は車で行けば、うちから近いのですが、かなり山の中です。最近になって、その辺りがハイキングコースになったようです。子どもの頃に遠足で通ったときには寂れていたけれど、今日行ったら、登山客用のトイレが出来ていたり、近くの農家の人が作った無料休憩所があったりして、だいぶ開けていました。無料休憩所で、朝作ったアップルパイを食べてひと休みしました。

そばの公民館の前で盆栽教室をしていて、そこにいたおじさんのひとりが小太郎を見て「パピヨンだ、パピヨンだ」と言っていました。毛も短いし、耳が大きいところしか似てないと思うのですが…。ちょっと遠かったのであえて否定はしませんでした。そこにいた人たちは毛の短いパピヨンもいるんだ…と思ってしまったかもしれません。



腰かけ石のところには記念撮影用の看板がありました。お約束なので、小太郎も金次郎に変身…って、いつもながら、顔のサイズが合いません。腰かけ石はただの石です。金次郎が芝刈りに来て、休憩した石だと言われてるらしいです。

これで今日の目的達成なのですが、紅葉はあまりきれいじゃなかったです。この辺りの山は常緑樹が多いのであまり紅葉している木がありませんでした。

そこで急遽、道了さん（道了尊、大雄山最乗寺）までドライブすることにしました。一応、地元の観光名所です。紅葉の時期なので、そこそこ混んでいました。

天狗が有名で、おみやげは天狗の葉うちわ型の天狗せんべいです。いろんなサイズの下駄が奉納されています。一番大きな下駄の前で小太郎を撮影したら、下駄が大きすぎて入りませんでした。

紅葉はとってもきれい。真っ赤です。おみくじを引いたら大吉でした！　絶好調らしいのですが、調子に乗りすぎると反感を買うので気を付けましょう…と言うことでした。はい、気を付けます。健康運も良かったのですが、無理をしないように、とクギがさされていました。はい、大人しくしています。

途中で、向こうから団体で歩いてくるおじさんのひとりが「珍しい模様の犬だと思ったら洋服かぁ」と言っていました。確かに茶色いボーダー模様の犬がいたら珍しいよね…。

さらに、そのあと別の場所で別のおじさんが小太郎を見て話しかけてきました。

おじさん：噛みます？
父：噛みます、噛みます。恐がりなので…。
おじさん：“でりけーと”なんだよな。
父：よく知ってますね～。

ものは言いようですね。小太郎はどうやら“でりけーと”らしいです。

それにしても、おじさんって面白いです。パピヨン、珍しい模様、“でりけーと”、三連発で笑わせて頂きました。

余談ですが、二宮金次郎の生家はうちから自転車で15分くらいのところにあります。でも行ったことありません。地元の偉人なので、もうちょっと勉強しなきゃいけませんね。