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カテゴリ: 日々の暮らし
12月9日は私の××歳の誕生日、もう素直に誕生日を喜べない年となってこれまた早ウン年、年月が経つのは本当に早いものである。というわけで、誕生日といったらベーカリーレストラン・サンマルクでお食事、私にとってこんな行事がはじまって早5年、既に恒例となっている。
サンマルクといったらちょっと高級っぽいファミリーレストラン・・・といっては失礼か、焼きたてパンが食べ放題のベーカリーレストランである。この焼きたてパンも楽しみなのだが、それ以上に楽しみなのはレストラン内で聴けるピアノの生演奏だったりする。今回は平日にもかかわらず店内が混雑していてピアノの近くの席をとれなかったのだが、いつもはピアノの近くの席に座りながらゆったりとした食事を楽しんでいるのだ。 さて、今回はクリスマスが近いということもあってか、ピアノ演奏もクリスマス曲が中心、ポピュラー曲が大多数であったが、ユーミンの「恋人がサンタクロース」やクリスマスにはお馴染みの「聖夜」「サンタが街にやってきた」等を、優雅なピアノアレンジで聴かせてくれ、気分は誕生日というよりもクリスマスディナーといったところか。といっても、誕生日ディナーを注文した人向けに、「ハッピーバースデートゥーユー」を弾いてくれるなど、これまたニクイ演出である。 今、ピアノ練習に励んでいる人のなかには、こういったレストランでピアノを弾くことを夢みている人も、もしかしたらいるのではないかと思う。こういったレストランで弾く場合、あくまでも食事空間がメインであり、ピアノ演奏が目立ちすぎるのは厳禁、あくまでも控えめに、そして耳に優しく、穏やかな気分で食事が楽しめるよう、配慮しながらピアノを弾かなければならない。 そういえば、数年前、このサンマルクでピアノ演奏を聴いた時、ものすごい勢いで譜面をめくるピアニストのお姉さんがいた。うぅむ、ちょっとあれは頂けない。譜面をみながら弾く場合、譜めくりも含めてピアノ演奏なのだから、と人の振り見て我が振り直せ・・・だったり。 はたまた数年前のピアノ演奏の時は、きっとピアニストのお姉さんがクラシック好きだったのかもしれない。ドビュッシーの「月の光」やショパンの「ワルツOp.69-1」、リストの「愛の夢」等を次から次へと弾いていき、これにはもう、食事そっちのけでピアノ演奏に浸ってしまったこともあった。特にショパンワルツOp.69-1は私の18番的な存在でもあったり。あぁ、やはりショパンのワルツには癒しの効果たっぷりだ。 折角なので、お食事内容を・・・ 本日のスープと称し、かぼちゃのポタージュ、そして生ハムのシーザーサラダ、魚料理はサーモンとポテトのいくら添え(名前を忘れてしまった)、肉料理は牛カツレツ、そしてデザートはケーキとアイス、コーヒー。パンは食べ放題であり、しかも今回はデニッシュ系のパンが多く、いちごやかぼちゃ、チョコ、チーズ等のデニッシュ、更にクロワッサンやチーズパン等の正統派パンも次々と登場。スパークリングワインのハーフボトルは運転しない私が全て飲み干し(おまけに主賓だし)、心温まる音楽に優雅な食事の時間、久々に幸せな気分を味わったような気がする、そんな誕生日の夜であった。 最近、割と派手目な曲ばかりを選曲をしていた私だが、たまには癒し効果たっぷりな曲を選択し、自分自身を癒しながらピアノを弾くのも、また良いかと思う今日このごろである。 ---------------------------------------------------- 本日のピアノ練習メモ(定例) ●ハノン #29-30,#39 #29-30を続けて繰り返し4回。 #39テンポ120で1回ずつ(2往復)全長短調の4オクターブ音階 ●ブラームス51練習 #17,18ab,#30,#9a(4-5指強化の為,指を広げる) #17、数回繰り返し #18a、右手16分音符4音の間に3連音符、3回繰り返し #18b、16分音符4音の間に3連音符応用、3回繰り返し #30、1音押さえたまま4-5指のトリル。2回レガート往復。1回8分音符スタカートにて。 #09a、各指を広げる運動、2回往復 #09b、各指を広げる運動、2回往復、運指に気をつけて。指を十分に広げるためには運指を間違えると効果無し。 ●ツェルニー30番 #23 #23、指定テンポで弾けるようになったものの、後半両手3度進行でやや音ムラあり。ここをクリアすればOK ●クラーマー=ビューロー60練習 #01~#04 #01、まとめ段階>OK #02、まとめ段階 ペダルを使用して仕上げてしまったのだが、これで良かったのだろうか・・・ #03、ミスタッチに気をつけながらテンポアップ開始 #04、特に前半部の左右手の動きを指が覚えるまで練習。まずはゆっくりテンポで。 ●バッハインヴェンション #01~#12 #01~#10はノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。春秋版譜面にフレーズ区切りを書き込み、参考にする。 #11、通しで繰り返し練習。ミスタッチは全体の1/5程度になったが、いつも同じ箇所で間違える訳ではないあたりが厄介。#12、今日も左手トリル部分を中心に練習。かなり遅めのテンポだとトリル箇所もクリアできるが、右手16部音符2音に対し、左手3連音符トリルを弾くのは苦手だ。 ●ショパン エチュード Op.10,25 Op.10-01、テンポ四分音符100でゆったり通し練習と譜面2~3ページ中心に部分練習。 Op.10-04、テンポ四分音符120でしばらく通し練習後、最終ページ最終段を部分練習。テンポ125で再び練習。 Op.10-12、譜面1~2ページを中心に部分練習。左手の動きを頭にたたき込め! Op.25-02、本日お休み ●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」 プレリュード、まとめ段階、暗譜完了 メヌエット、通し練習を数回。 ●ドビュッシー 「雨の庭」 通し練習数回。練習時間がなくなりこれにてストップ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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