まずは休日の蜂の巣騒ぎが、その後一体どうなったか、の話からすることにしよう。月曜日の朝、業者の営業時間である9時をちょっと回ると、慌てて電話をかけた私、「ハチの巣を駆除して頂けますか」と。
駆除業者が同じ地区内にある、ということが幸いしてか、なんと電話から1時間もしないうちに自宅にやってきた。「5分か10分もあればハチの巣は撤去できますので」と、さすがプロは頼もしい。しかし、駆除に現れたのは一人だけ、蜂の巣退治といったらそれこそ分厚い防護服を身にまとってやってくるものとばかり思っていたのに、かなり軽装である。
おいおい、大丈夫だろうか。
そんな心配をよそに、実に見事な手さばきであっという間に軒下の蜂の巣を撤去してくれたのであった。確かにものの5分である。
あぁ、プロはすごい。
幸い、攻撃性の少ないアシナガバチの巣ではあったが、脚立と専用スプレーが無ければ到底駆除できるはずもなく、また、それを揃えればそれなりの金額がかかる。ということは、やはり頼んで正解であったと思う。
まぁこれで一安心。
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さて、次に本題といこう。「第15回ショパン国際ピアノコンクールの予選中継がWebで視聴可能」という話は同日の別日記で掲載済みであるが、あれから夜は夕食の準備をしながら、夜中はブログのコメントを書きながら、早朝はウトウトしながら弁当を作りつつ、ひたすらWeb中継三昧となってしまった。
各出場者のレビューについては、専門家による現地レポート~即日レビューがPTNAのサイト内に掲載されているので、是非ともそちらを参考にして頂いたほうが良いだろう。即日だけあって更新も実に早い。実は私もWeb中継を観ながら演奏曲を必死にメモしていたのだが、後ほどこのレビューを拝見したら、曲目もしっかり掲載されていた。というわけで今後はこの労力を演奏を聴くほうに集中させようかな(笑)
→「諌山隆美のショパンコンクール即日レビュー」
さて、その話題のWeb中継であるが、時間帯によっては回線が混雑するせいか、なかなか安定して視聴出来なかったりする。たまに画面が上下逆さまになってみたり、緑スクリーンが覆い被さったような映像になったり、ハッと止まったり。「おーい、そこでとまるかー」と何度吠えたことか。それでも、なんとか演奏の様子は伝わってくるので、結局、観るのを諦められずに、こうしてPCの前でふんばってしまうのだ。
それにしても、10月3日の9人の演奏者たちのうち、「スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39」を演奏する者がなんと5人にも渡り、否応でもスケルツォ第3番が頭から離れなくなっていく。
スケルツォ第2番の冒頭が「ところてん」ならば、第3番は「うにくらげ? うにくらげ?」にきこえないでもない。
何故うにくらげ?。我が家の食卓では毎晩のように、うにくらげが登場する、そのせいである。
そういえば、私が最近まともにスケルツォ第3番を聴いたのは、実は今年の7月8日の清塚信也氏のサロンコンサート。それまで、スケルツォといったら第2番ばかりだった。しかし、そこから第3番の魅力にとりつかれつつあり、今回のコンクールの予選中継でまさに決定的となってしまった。「ええわ~、スケルツォ第3番。完全に惚れたわ」
・・・・といっても、さすがにすぐに練習できるレベルでないことは自分が一番よく知っているのだが。
いやはや、皆さん実に高レベル(当たり前だが)な競い合いである。この日出場した清塚氏、ちょっと緊張気味だったようだが、サロンコンサートで聴いた曲が幾つか登場していき、緊張が徐々にほぐれていくのがWeb中継を通してもわかるくらいだった。本当にお疲れ様でした。
河村尚子氏の安定した演奏はもとより、予選の演奏を聴くまで全く気に留めていなかった(失礼)アメリカのベン・キム氏、彼の演奏にとても好感をおぼえたのは、私だけだろうか。
いやいや、みんな頑張っているのだ。だから、みんな頑張れ!!言えるのはそれだけ。
私も頑張ってWeb中継観よう。家族に呆れられない程度に。
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【本日のピアノ練習メモ】
本日のメイン練習
●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15
#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。
#08:アルペジオ練習。
#09:各指を広げる運動
#10:5指押さえながら他指の均一運動。
#15:3指押さえながら他指の均一運動。
●ハノン #22,23,25(3-4-5指を元気に)
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #19
#19:分散音型練習。本日もまずはテンポ(八分音符)110で練習。ようやく細かな音ミスも減少傾向にあるので、更なる弾きこみを。当面の課題はスラー内の音凸凹感をいかに美しく自然な上下行にするか。
●バッハシンフォニア #10~#12
#10~#11:おさらい(今日は何故かミスが多く、ややイライラしたりも)
#12:テンポを上げだすと途端に各声の流れを忘れてしまいがちなので、もう少し中程度テンポで弾き慣れること。
●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #01,#05
#01:弾きこみ段階。バッハシンフォニア音ミス連続でイライラ度が増したまま取り組んだら、バス音は濁るわ上声は埋もれるわ、とこちらにまで影響が。ここで一旦休憩後、気持ちを冷静にして取り組み直す。全体的に形になったものの、ff手前3小節5連符の小節はいまだ納得できていない。
#05:1番と違ってこちらはなかなか形にならず苦しい。まだ指使いの修正箇所に慣れておらず必ず指がとまる箇所あり。一旦慣れた指使いの変更は必要以上に苦労する、ということを痛感しながら、今日もテンポを落として練習。特に前半集中して。
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本日のおさらい
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10,#08,#16(指強化)