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カテゴリ: ピアノ練習あれこれ
暑い、あまりに暑いものだから、1階のピアノ部屋の扉は開けっ放し、窓も全開でピアノを弾く。といっても、勿論、ヘッドフォン付きだから、外に音が漏れる心配はない訳だが、2階のリビングにいたオットから
「いつも以上にエキサイティングな弾き方をしてるんじゃないの?鍵盤をぶったたく音がやたら伝わってくるよ」 と・・・やはりこれは文句だろうか。間違いなく文句だろう。 最近、特にピアノの鍵盤が必要以上にガタガタいうようになり、実は弾いている本人も心配になるほどだったりする。曲が盛り上がってくるとこちらまで気持ちが高ぶるのか、しかし、決して「鍵盤をぶったたいて」はいないはずなのだが。いずれにしても、まだまだこのピアノには頑張ってもらわねば。今、あなたに倒れられては困るのよ、と頭を冷やして再びピアノに向かう。 ショパンバラード4番の練習は、168小節まで進めたなかでパターンが定着化しつつある。 ・58小節からのテーマ変奏、いかに上声旋律を前面に伝えるか ・68~69小節の左オクターブ進行と右広音域分散含む進行 ・102-103,106-107小節の右下り進行、上声旋律と各所登場する重音の扱い ・108~119小節(特に112~116小節)の重音進行 それでも、ほんの少しずつではあるが感覚らしい感覚はつかめることが出来るようにはなってきた。勿論、まだまだあっちにぶつかり、こっちにぶつかり状態ではあるが。 というわけで、今日はもう少し範囲を広げて194小節まで譜読みしてみることにした。 ここは後半部テーマの変形を過ぎ、長調部に入ったところ。音階的な動きをする左伴奏に対し、雄大な右和音進行がなんともいえぬ印象的(この部分、私がこの曲のなかで最も好きな部分だったりする)。そうしてそのまま、両手分散音型へとつながっていく。 その分散音型は、大洋のエチュード(ショパン:エチュードOp.25-12)をそのまま長調にしたような形だ。 以前、わずかな期間ではあるが、大洋のエチュードを練習したことがあっただけに、この部分だけはしゃきしゃきと弾けるのが嬉しい。まるで水を得た魚のように。 エチュードOp.25-12自体は仕上げまではほど遠い状態であったものの、ここで少しでも役に立ったということは、やっぱり喜ばしいことだったりもする。と同時に、エチュードをしっかり勉強して出直してこい、と言われているような気もしてならない。 5月17日から開始したバラード4番、ようやく全239小節中 194小節まで読むだけは読んだ。読んだだけ・・か? 残り45小節、ここからが最も難関だったりする。最後の最後で挫折しないように、じっくりいこう。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 夜、久々に体重を測ったら、以前より3kgほど落ちている。おかしい、ダイエットらしいダイエットもしておらず、食事もいつもと同じように食べているはずなのに、なんとも不気味だ。本来、体重が減って嬉しいハズなのに、故意に体重を落としたつもりはないため、逆に不安になってしまうではないか。梅雨バテか?それとも、バラード疲れか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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